突然だが、野菜の “ナス” でジャムが作れることをご存じだろうか?

ナスとジャム。ここだけ聞くとかなりアンバランスだ。「マズそう」「煮物っぽくなりそう」なんて思っている方も多いかもしれない。

──しかし断言しよう。絶対に想像している味とは違う、フルーティーで甘酸っぱいジャムができるのだ。しかも材料は3つ&レシピは超簡単だぞ!!

・ナスのジャムの材料

・ナス …1kg前後
・砂糖 …400g
・レモン果汁 …150ml

今回は雑誌『現代農業』のレシピを参考にさせてもらった。めちゃめちゃたくさんできるので、半量で作ってもOKだ。


ナスはあらかじめヘタと尻の部分を切り落とし、厚さ1~2㎜のいちょう切りにしている。

1kgものナスを切る作業はぶっちゃけ結構面倒くさい。コレさえ乗り越えればあとは何ひとつ難しいことがないので、なんとか頑張ってくれよな!


なお、並行して瓶を煮沸消毒しておくとジャムの完成後すぐに詰めることができてスムーズだ。


・ナスのジャムの作り方

先に言っておくと、途中までは完全に煮物のような見ためだ。不安になるかもしれないが、最終的には美しい紫色に変化するので安心してほしい。

①ナスを鍋に入れて砂糖の半量と混ぜ合わせ、しんなりするまで置く。


はじめは鍋いっぱいだったナスだが、10分ほど放置すれば……


水分が抜け出てしんなりとした。半分ちょっとの体積まで減ったぞ!


②焦がさないよう底からよくかき混ぜながら、強火にかける。アクが出るのですべて取り除くこと。


30分ほど煮るとすっかりクタクタになった。香りも見ためもまるで煮物みたい。茶色いな~。


③砂糖の残りを加え、さらに煮詰めていく。


④砂糖が混ざったことを確認し、レモン果汁をすべて加える。


レモン果汁で酸性になり、ナスが鮮やかな紫色に変化した。


ねっとりするまで煮詰めたら完成! すごく熱いので、瓶詰のときは火傷に注意してね。


・ヨーグルトやパンにオススメ

出来上がったジャムは意外や意外。まるでリンゴジャムのように爽やかで甘い

シャクシャクトロトロという食感も最高。大人から子供まで万人受けするお味だ。

これが野菜、それもナスだなんて言われなければ絶対わからない! ……というか、言われても信じられないぐらいだ。


筆者的にはヨーグルトに入れて食べるのがオススメ。ひょっとすると、野菜嫌いな人は克服のきっかけになるかもしれないな。

ナスは新鮮で水分量の多いものを使う方が、粘度が高くなってよりジャムらしい食感になる。

マジで美味しいので、騙されたと思ってぜひ挑戦してみてくれよな!

参考リンク:『現代農業』2018年9月号 ナスジャムの作り方
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.

▼ジャムを詰めた瓶は、フタを閉めて逆さまに置いて冷やそう。