日本ハムといえば? そう聞かれたらプロ野球が話題の今だと「新庄ビッグボス」だと答える人が多そうだ。しかし、負けないくらい票数を集めそうなのがシャウエッセン。それもそのはず1985年からウマさは変わらず、いつ何時でも安定の味を提供してくれる存在だからだ。

パンに挟んでよし、鍋に入れてよし。何なら単品で食べてもよし。そんな具合に用途が幅広いのもシャウエッセンのいいところだが、冷凍食品で「シャウエッセンドッグ」という商品があることをご存じだろうか?

・昨年発売の冷食

2021年7月から発売されているシャウエッセンドッグ。朝食、夜食、小腹が空いた時にオススメらしく、読んでそのまま&パッケージを見てそのままシャウエッセンがナーンで挟まれている。

気になるお値段は2個で300円(スーパー価格)だったから、1個あたりちょうど150円。これを高いととるか、安いととるかが分かれ道……なのだが、結論からいえば安いと言ってよかった。


・簡単調理で激ウマ

というのも、まず驚いたのがとにかくスピーディーに出来上がること。2個同時に調理する場合、袋を少しだけ切ってレンジに放り込めばそれだけでOKと、ものの2分で完成するのだ。

しかも、紙トレイだから洗い物が少なくて済むのもよし。1個のみの調理であれば皿に移して軽くラップをのせなければいけないものの、それでも時間はほとんどかからない。

そして味という名のハードルが立ちはだかるところも、食べる前に中身を覗いたらもう勝利を確信するしかなかった。もうね、これね……

絶対ウマいに決まってるだろ!!


ケチャップとマスタード、そこにシャウエッセンと勝利の方程式が成り立っていたら、そこから我々がやるのは幸せを味わうことだけである。実際に食べたら……ホラッ! きれいなホームラン!!

プリンッとしたウインナーを噛んだら溢れ出る肉汁。しっとりしたナーンとの相性といい、主張の強すぎない辛さもちょうどよい。なぜもっと前からこの商品がなかったのかと不思議に思うレベルで、毎日食べたいくらいウマい!

しかも、片手で食べられることに加え、手もほとんど汚れないから大人だけでなく子どもも食べやすいだろう。まさに痒い所に手が届く。よくあるタイプのホットドッグかに見えて、シャウエッセンの良さが最大限に引き出されている商品だった。

・アレンジも可能

心残りといえばウマすぎて2個とも即食いしてしまったこと。公式HPを見たら「チーズファンデュかけ」とかいう悪魔的なアレンジレシピが公開されていて、試したらもっと幸せになれたはずなので後悔しかない。

素材が素材だけにアレンジの方法は無限大。そう考えると、もっと売れてもよさそうなのに不思議と置いてあるスーパーは少ないような気がする。いろんな冷食があるなか、個人的にかなりの高評価だけに今後の展開に注目したい。

参考リンク:日本ハム食品産業新聞社
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.