台湾グルメの中で有名なものといえば、魯肉飯(ルーローファン)は外せない。B級グルメ的存在だったのは昔のこと。今では日本のコンビニやスーパーでもちょいちょい見かけ、冷凍食品さえも並ぶようになった。

そしてカルディファームことカルディも、ルーローファンをチャーハンにアレンジした「ルーローチャーハン」なるものを販売している。なぜチャーハンと混ぜたというのは別として、味がよければストックしておくのも良しなので食べてみることにした。

・調理方法は超簡単

カルディのルーローチャーハンは税込226円。量が220gとちょっと少なめではあるが、高くもなく安くもなく一般的な価格設定と言っていいだろう。ちなみに冷凍食品というだけに作り方は超簡単。フライパンで炒めるか、電子レンジでチンするだけでOKだ。できるだけ洗い物を増やしたくない記者はレンチン一択!


軽くサランラップをしてチンするだけで、はい出来上がり。


サランラップを外すと、屋台の香りというか台湾の風が吹く。ただ、五香粉(香辛料)の香りは強烈すぎるというワケでなく、そこまでブワッと広がらないので、周りをそこまで気にする必要もないだろう。

・そつなくウマい

さて、カルディというだけに味の方も期待をしたくなる。商品紹介によると、醤油ベースで煮込んだ豚肉、玉ねぎなどが入っているそうな。実際にスプーンで漁ってみたら……

肉こそ小さめではあるが、少ないイメージもないしシッカリと味もついている。そこに時折シャキッとしたネギが絡んでくると、なかなか好(ハオ)である。味は濃すぎず薄すぎず。まぁ、値段も値段なのでどうしてこんなにウマいんだと頭を抱えるほどではないが、一言で言えばそつなくウマい一品だった。

・気軽に台湾を味わえる

また、日本人の舌に合うように作っているのも伝わってくるので、これなら老若男女を問わず食べやすいだろう。個人的に惜しかったのは、冒頭でもお伝えしたように220gとちょっと少なめだったこと。

400gなんて贅沢は言わない。せめて300gあれば男女ともに納得でき、隙のない冷食になっていたように思う。ともあれ、「ルーローチャーハン」は226円で台湾グルメを味わえる。気軽に挑戦してみたいっていう人にもオススメの一品だ。

参考リンク:カルディ「ルーローチャーハン」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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