コンビニの洋菓子コーナーに欠かせない存在となっている「シュークリーム」。自分用はもちろん、ちょっとした差し入れなどにも喜ばれる超定番スイーツである。
現在、さまざまな商品が発売されているが、今回はスタンダードな「カスタードシュークリーム」にスポットを当てて食べ比べてみることにした。それではファミマ、セコマ、ローソン、セブンで購入した4商品の感想をご紹介していこう。
【購入したカスタードシュークリーム】
・ファミマ『クリームたっぷり! 濃厚カスタードシュー』 120円 / 251kcal / 101g
・セコマ『北海道牛乳のカスタードシュー』120円 / 210kcal / 86g
・ローソン『濃厚たまごのカスタードシュークリーム』140円 / 201kcal / 72g
・セブン『THEセブンシュー』129円 / 227kcal / 96g
※いずれも北海道内の店舗で購入
・ファミマ『クリームたっぷり! 濃厚カスタードシュー』 税込120円 / 251kcal / 101g
厚めの生地の中にクリームがたっぷり入っているファミマ。重量が101gと最も重いにも関わらず、税込120円と低価格でコスパ良好だ。
味のバランスも良く、甘さ、卵、バニラの風味、それぞれが主張しすぎないスタンダードな仕上がり。また、クリームにあまり濃厚さはなく口溶けがなめらかで食べやすかった。万人ウケするベーシックなカスタードシュークリームを選ぶならコレだろう。
・セコマ『北海道牛乳のカスタードシュー』税込120円 / 210kcal / 86グラム
北海道を中心にチェーン展開するセコマらしく、道内屈指の出荷乳量を誇る北海道豊富町産の牛乳を使用しているという同商品。昔ながらのプックリと丸みのある柔らかなシュー生地が印象的だ。
ひとくちいただいてみたら、原材料の「加糖練乳」が効いているのかミルキーな味わいが感じられた。卵の風味も控えめで、牛乳や練乳好きの方にオススメしたいカスタードシューである。
・ローソン『濃厚たまごのカスタードシュークリーム』税込140円 / 201kcal / 72グラム / 210kcal
4つの中で最も重量が軽いにも関わらず、税込140円と最も高価でもあるローソン。パッと見たところ生地の表面がボコボコしていて、もしかしてクッキーシュー? と思いきや、味わってみると少し歯切れが良い程度で普通のシュー生地だった。
シュー生地の感想はさておき、最も注目すべきは高級感のあるカスタードクリームだ。口に入れた瞬間、まろやかな甘み、バニラの香り、そしてまったりとした口溶けが感じられる。値段は若干高いが、濃厚なカスタードクリームを堪能するならローソンがベストチョイスとなるはずだ。
・セブン『THEセブンシュー』税込129円 / 227kcal / 96グラム
ファミマと同じく重量があり、手で持つとズシリとくるセブン。シェフとパティシエの声から生まれたという、こだわりの卵「エグロワイヤル」を使用しているのが特徴だ。
食べてみると、カスタードクリームから強い甘みに加え、他とは一線を画す強い卵の味わいが感じられた。また、シュー生地から漂うバターの風味もポイント。全体としては、素材の持ち味を活かした味の濃いカスタードシュークリームといった印象だ。
正直言ってどれもウマかったが、
あえて1つを選ぶとすれば……
量・味ともに食べ応えのあるセブンである!
ただし、前述の通り、甘みが強めなのでブラックコーヒーと一緒に味わうのが個人的にはベストだ。4つの中で気になる商品はあっただろうか? 以上、カスタードシュークリーム選びの参考になれば幸いである。
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.