スター・ウォーズ「BB−8」の製作スタッフが『巨大ロボット』を製作したかと思えば、2足歩行ロボット『アトラス』がパルクールを披露したりと、ロボットの進化はとどまることを知らない。

色々なロボットが登場するなか、米国で開発が進められているのがピョンピョン飛び跳ねる小型ジャンピングロボットである。どこか可愛らしくも見えるその動きを、ぜひ動画でご覧いただきたい。

・小型ジャンピングロボット『Salto-1P』

米国カリフォルニア大学バークレー校のバイオミメティック・ミリシステムズ研究室が開発したそのロボットの名前は『Salto-1P』。同校の情報によれば、これはサルの一種「ガラゴ科」の動きから着想を得たロボットとのことだ。

冒頭でお伝えした通り、『Salto-1P』の最大の特徴は1本の脚で飛び跳ねながら移動する点である。同研究室が公開した動画「Precise Hopping with Salto-1P」でロボットの様子を確認すると……おっ、コレは面白い!

・行き先も制御可能

あっちにピョン、こっちにピョン、はたまた、同じところをピョンピョンピョン。その動きはまるで小動物のようで、どこか可愛らしくも見えてくる。しかも、ただ闇雲に飛び跳ねるのではなく、どこに行くか制御可能だというから、またスゴい。

動画には、決められた場所を飛び跳ねる様子が収録されており、同ロボットが小型でありながら高性能であることがわかる。しかし、凹凸の場所を進んで行くのは得意そうだが、急斜面でジャンプする際に「ズルッ」とズッコケてしまわないかがちょっと心配だ。

【ネットの声】

「なんか可愛い」
「これはすごい」
「面白い動き」
「ちょっとキモイ」
「可愛くて凄い!!」
「一本足ロボットもありだな」
「予想以上に動いてる」

ネットユーザーからは、その動きに対して様々な声が上がっていた。とにもかくにも、たいへん興味深いロボットである『Salto-1P』。もしかすると、ペットロボットとして商品化されれば、ユニークな動きが注目されて人気が出るかもしれない。

参照元:YouTubeUC Berkeley
執筆:K.ナガハシ

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