こ、こんなゴールってあるの……? そう思ってしまうようなスーパーゴールが実際に生まれた。2018年9月16日、元スウェーデン代表のイブラヒモビッチ(ロサンゼルス・ギャラクシー)がトロントFC戦で今年NO1とも言えるほど美しいゴールを決めたのだ。

トロントFCに3点をリードされた前半43分、36歳の大ベテランはアメリカどころか世界中に衝撃を与えた。その様子は、YouTubeにアップされた動画「Zlatan scores No. 500 on amazing flying kick: Taekwondo golazo!」で確認できる。

・衰え知らずのイブラヒモビッチ

これまでインテルやバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなど欧州の一流クラブで一流の結果を残してきたイブラヒモビッチ。優勝請負人とも言える活躍は、サッカーファンなら誰もが知るところだ。

36歳となった現在、彼はアメリカのMLSでプレーしているのだが、衰えはまったく感じられない。詳しくは動画で確認して欲しいが、DFラインの裏に抜け出したイブラヒモビッチは背後から来たフライパスにまさかの選択をした。

普通ならボールをトラップするのが精いっぱいのところ……なんと回し蹴りをするようにしてダイレクトシュート! 背後から来たボールをあわせるだけでも至難の技なのに、きれいにミートしてゴール右隅に叩き込んだのである。

瞬時に閃いたのか準備していたのか不明だが、ボディーバランスといい、テクニックといい体現してしまうところが凄まじい。あまりにスゴすぎる光景を目の当たりにした観客は大興奮。実況ももはや笑うしかないようだ。

・テコンドーのようなアクロバティックさ

イブラヒモビッチはテコンドー経験者でこれまでにもアクロバティックなゴールを沈めてきた。ちなみに今回のゴールはキャリア通算500ゴール目。もうすぐ37歳になるが、まだまだ世界を驚かせるゴールを量産できそうだ。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼スゴすぎて実況も笑うしかない

▼アクロバティックなプレーが得意なイブラヒモビッチ

▼これもテコンドーキック