2017年12月11日、株式会社ミクシィは自社が展開するスマホゲーム『マーベルツムツム』通称 “マベツム” のサービスを、2018年2月22日をもって終了すると発表した。世界累計ダウンロード数は少なくとも500万以上とそれなりに名の知れたタイトルだっただけに話題を呼んでいる。

さて、実は私(P.K.サンジュン)は一時期マベツムにハマり、それなりの頻度でプレイしていた経験を持つ。ここ半年以上はログインすらしていなかったが、今回は私なりに思う「マベツムが終了する理由」を述べてみたい。

・一時期ハマってた

まずは知らない人のために軽くマベツムについて説明しよう。マベツムはご存じ「ディズニーツムツム」と同じパズルゲームである。違うのは「ディズニーかマーベルか」、運営会社が「LINEかミクシィか」くらいのもので、2016年2月からサービスが開始していた。

記憶は曖昧だが、私がプレイしていたのは2016年の春から3カ月くらいにかけてだったと思う。パズルゲームは苦手だがマーベルは大好きなので、とりあえずダウンロードしてプレイしてみたのだ。

すると、大好きなマーベル効果なのか、これがなかなか面白い。元々が熱しやすく冷めやすい性格なので一時期は集中的にマベツムをプレイし、レベルも使用できるキャラもガンガン上がっていった。だがしかし……。


私は無課金プレイヤーだった──。


そして、無課金でも普通に楽しく遊べてしまっていた──。


マベツムは「オーブ」と呼ばれる石が課金用途なのだが、オーブは普通にプレイしていてもまあまあもらえる上、最新キャラなどがどうしても欲しくならない限り、貯め込むことが容易だったのだ。今回のマベツム終了の一報を聞いて私は率直に、


だってマベツム課金しなくても余裕で遊べちゃったもんな


……と思った。そういう意味では限りなくユーザーに優しいタイトルであり、私が知る限り最高に金がかからないスマホゲームであった。つまりマベツムが終了する理由は「ユーザーに優しすぎて儲からなかったから」だと私は推測している。

ちなみに、私はタイトルによっては普通に課金してしまうプレイヤーだ。どのタイトルにいくら突っ込んだかは恐ろしくて言えないが、スマホゲームへの課金にあまり抵抗はない。私のようなプレイヤーからも金を引き出せなかったのだから、マベツムは優しすぎたのだろう。

余談だが、いま私が「マベツム」と同じニオイを感じているのは、任天堂の「どうぶつの森 ポケットキャンプ」である。こちらも課金せずとも普通に遊べてしまうから、いずれマベツムの二の舞になってもおかしくない。

私を含めたゲームプレイヤーよ。好きなゲームには多少なりともお金を落とさないと、サービスは終了してしまうぞ。「課金しない → 儲からない → 潰れる」の流れは、ある意味で必然なのだから。

参照元:マーベルツムツム「サービス終了のご案内」
執筆:P.K.サンジュン
ScreenShot:マーベルツムツム、どうぶつの森 ポケットキャンプ (iOS)

▼久々にログインしたら保護期間が過ぎていた。マベツムよ……なんかスマン。