まずは1つめのトリックのタネから明かそう。
【トリック1のタネ明かし】
すでにお気づきかもしれないが、これは単なる数学のトリックである。ステップ通りに計算すれば、必ず9の倍数の数字にたどり着く。
だから、9の倍数のところに同じ記号を描いておけば、みな同じ記号にたどり着くというわけなのだ。
【トリック2のタネ明かし】
最後に、1つめのトリックのタネ明かしである。このトリックのタネも、いたってシンプル。
実は、最初に見せるカードと、最後に見せるカードがすべて違うのだ。まず、マークは違うが、数字と色が同じカードをあらかじめ用意しておく。
▼最初に見せるカード
▼最初に見せる6枚のカードのうち5枚と、マークは違うが、数字と色が同じカードを用意しておく。
そして相手に好きなカードを選んでもらった後に、隙を見て、最初に見せたカードと、事前に用意しておいたカードをすり替えるのである。つまり、カードが全部すり替わるので、最初にどのカードを選ぼうが、最後にはそのカードがなくなっているというわけだ。
ちなみにこのトリックのポイントは、最初に選んだカードの数字とマークを10回言わせて、カードの数字とマークを正確に覚えさせておくところである。
いやはや、実によくできたトリックである。トリックを実際に行っている様子は、Zach Kingさんの動画で確認できるので、気になる人は記事下の動画でチェックだ!
▼話題のZach Kingさんの動画