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1999年から約15年に渡り、週刊少年ジャンプで連載された『NARUTO』。映画化されるなど、今でもその人気は色あせず。日本だけでなく、世界でも愛されている忍者漫画というのはご存知の人も多いだろう。

さて、そんな『NARUTO』で主人公・うずまきナルトの大好物として知られているのがラーメンだが、作中に出てくる『一楽』がこの世に実在するのをご存知だろうか。正確には “実在していた” といった方が正しいが、まだそのラーメンを味わうことはできる。

・実在していた一楽

『NARUTO』の舞台となる木ノ葉隠れの里にあるラーメン屋『一楽』。たびたび作中で登場する上、コミックス16巻では表紙になっているため、 もはや読者にとってはおなじみの店だろう。ただ、聞いて驚くなかれ。『一楽』は架空だと思いきや、モデルになったお店があるのだ。

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それは福岡県の「一楽ラーメン 九産大前店」。作者の岸本斉史先生が九産大に在学中に通っていたと言われており、それで作中に登場することになったらしい。残念ながら同店は2014年に惜しまれつつも閉店したが、冒頭でお伝えした通り、まだそのラーメンを味わうことは可能だ。というのも……

・支店が複数あり

その『一楽』は、福岡県内に数店舗を展開しているからである。例えば福岡空港の近くにある「志免支店」がそう。モデルとなったお店はなくなったといえども、ナルトが食べていたラーメンは健在! さっそく、実際に行って食べてみた!

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いざお店に到着すると、開店前から行列ができており大盛況。私も列に加わり、入店した。ラーメンを頼むか迷ったが、ナルトは味噌が好きだったような……ということで味噌チャーシューメン(850円)を注文した。そして待つことしばし。いよいよ、味噌チャーシューメンと対面すると……

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・箸が進む絶妙な味

味噌チャーシューメンは、すり鉢のような器で出てきた。麺の上にモヤシ、さらにはネギ、チャーシューがたっぷり乗っている。まずはスープを一口。ガツンと味噌が喉を通り、これはマイウー! マイルドながらパンチが効いている!!

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続いてチャーシューと麺を食べてみたところ、太めで食べ応えがあり。スープとも絶妙に絡み合っているため、ガンガン箸が進んだ。そして気がつけば完食。夢中になるくらいおいしく、ナルトみたくズズズッーと食べるには、もってこいの味であった。

・唐揚げも人気な様子

なお、店内を見渡したところ、他メニューも好評でラーメン(450円)をはじめ、唐揚げを頼んでいる人が多かった。それに加え、ご飯が「日本昔話ばなし」のような盛り方だったのも驚かされた。ナルトファンはもちろん、おいしいラーメンを食べたい人、ガッツリ食べたい人にもオススメだ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 一楽ラーメン 志免支店
住所 福岡県糟屋郡志免町志免町別府574−3
時間 11:00〜スープがなくなるまで
休日 水曜・日曜

Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼機会があればナルトみたいにズズズッーと食べてみよう!
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