私事で恐縮だが、筆者は醤油ラーメンが大好きだ。それは、決して他の味を食べないという訳ではない。店のオススメの味を一度は食べてはみるのだが、同じ店に再び訪れると、結局醤油を食べたくなってしまうのである。だがしかし……。
今回ご紹介する店に訪れる時、筆者は味噌をいつも注文している。もう一度言おう、これまで筆者はその店に行った時だけ「絶対に味噌を注文している」のだ。その店は、札幌の『麺部屋 綱取物語』(めんべや つなとりものがたり)である。
・札幌市内に2店舗
今回ご紹介する「麺部屋 綱取物語」は、札幌市内の白石区と清田区にそれぞれ1ずつ、合計で2店舗。この日は清田区の店へ11時40分頃に入店した。何度も来たことのある店だが、筆者はここ数年、札幌から離れて暮らしており、久しぶりの来店だ。
・販売機で食券を購入する前払い方式
まず店に入ってすぐ右手に大きい券売機があるので、そこで食券を購入しよう。操作がタッチパネル式の大画面なので、とてもわかりやすい。筆者が購入したのは、看板メニューの「綱取味噌」税込780円である。
・スムーズに入るなら平日が狙い目
店内は平日で雨ということもあってか混雑しておらず、店員さんに食券を渡してから10分かからずにラーメンが到着。キタキタキター! イヤッホーイ!! お久しぶりです「つ・な・と・り・み・そ」さんッ!!
・まろやかで濃厚なスパイシーなスープ
まず最初に感動するのは、その絵力(えぢから)だ。輝く白味噌のスープの上に浮かぶ半熟の煮卵、そして、こんがり焼き色のついたチャーシューと白銀のネギ。もはや芸術作品の領域であるといっても過言ではあるまい。
ずっと鑑賞していたいくらいだが、温かいうちにスープをいただくとしよう。ワォ! まろやか・濃厚・スパイシー!! これはウマさのトライアングル現象やないかいッ!! チャーシューに乗っている生姜を溶かすと、これまたグッと味が締まったで〜!
・麺も具も完璧
さて、次は麺だ。札幌ラーメンの定番である「中太たまご縮れ麺」は、程良いコシともっちり感がスープにジャストフィット。そして厚切りのチャーシューは、炭火の香ばしさが鼻を抜ける逸品である。
ここまで来ると、もう食欲というエンジンに着いた火は止まらない。フルスロットルでラーメンを口へ運ぶ筆者がそこにはいた。いいぞ、いいぞ、ウマイぞ、ウマイぞ、このミッソラーメーーーン!!
・札幌味噌ラーメンの新基準といっても過言ではない!?
今後、誰かにどこかで「札幌味噌ラーメンといえば、まず綱取味噌だべさ! マジでなまらうめえよ!!」と言われる日もそう遠くないかもしれない。とにかく、札幌を訪れる際は、『麺部屋 綱取物語』で味噌ラーメンを食べてみることをオススメするぞ!
参考リンク:麺部屋 綱取物語
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
▼こちらが、清田区にある「麺部屋 綱取物語」真栄店だ。
▼まずは券売機で食券を購入すべし!
▼お久しぶりです「つ・な・と・り・み・そ」さんッ!!
▼スープは、まろやか・濃厚・スパイシー!!
▼麺の程良いコシともっちり感がスープにジャストフィット。
▼厚切りのチャーシューは、炭火の香ばしさが鼻を抜ける逸品だ。
▼煮卵の半熟加減もパーフェクト!
▼ひき肉からガーリックの味が滲み出るぞ〜。
▼マジでなまらうめえぞ!!