ハンバーガーのバンズに代わりに、ライスやラーメン、フライドポテトなどで挟む、新感覚のハンバーガーが続々と登場している。食べたら美味しいのだろうが、炭水化物タップリでヘルシーとは言い難いバーガーに対し、この度、バンズをヘルシーな ‟ある物” に変えちゃったハンバーガーが、斬新だと話題を呼んでいる。

しかし、健康路線の狙いは買いたいところだが、「なんだか食べにくそうじゃね!?」と、ツッコミを入れたくなってしまうのである!

・ヘルシーだけど食べにくそうなバーガー


斬新でヘルシーなんだけど、「ちょっと食べにくくね!?」と、一言申したくなるハンバーガーを考案したのは、料理ブログ「FOODDECO:フード・デコ」を運営する、オランダのアムステルダムに住むコレット・ダイクさんだ。

乳製品も食べないヴィーガンやベジタリアンのために、野菜を中心としたメニューを紹介しているコレットさんは、バンズの代わりに、アボカドで具を挟んでしまう “丸ごとアボカド・バーガー” を生み出したのである!

・アボカドを丸ごとバンズに!!

ハンバーガーにアボカドを挟んだバーガーは、肉のパテやベーコン、チーズとの相性も良く、グルメバーガーを提供する店の定番メニューとなっている。

しかし、いくら相性が良いとは言え、アボカドを丸ごとバンズにしてしまうとは前代未聞!! コレットさんが作ったバーガーは、真横に切ったアボカドの間に、ひよこ豆製のパテとトマトやレタスを挟み、豆のゆで汁で作ったマヨネーズをかけた一品。いつもなら、脇役を務めるはずのアボカドを大胆にも主役にしてしまう発想が、なんとも秀逸である。

・バーガーにかぶりつく醍醐味が楽しめないかも……

確かに、アボカドのグリーンが美しく見栄えはバッチリだが、アボカドがバンズ代わりだと、手にベットリ引っ付くうえツルツルと滑ってしまうため、つかんで食べることが出来ない。ハンバーガーの醍醐味とも言える、‟ガブっ!” と食らいつく感覚が楽しめないので、少し物足りなさを感じてしまいそうだ。

それでも、‟森のバター” と呼ばれるアボカドは、ビタミンEをはじめとするビタミン類やミネラル、不飽和脂肪酸などを含み、抗酸化作用に優れた美容食だ。なので、美容・健康を気にする女性には、ヘルシー・バーガーとして人気を呼びそうである。

参照元:Instagram @fooddecoMETRO(英語)
執筆:Nekolas

▼ベーコンと半熟の目玉役を挟んだアボカド・バーガーも美味しそう!