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2016年6月より連載を開始した、最強ハンバーガー決定戦。約半年の間に都内を中心に32店舗のバーガーショップをご紹介してきた。どの店も個性があり、美味しくないバーガーショップなど存在しなかったが、今回はその中でも特に記者好みだったお店を7つピックアップしたのでご覧いただきたい。

・どの店もウマい

まず断っておくと、どのバーガーショップもウマい。それは間違いない。ただ、ハンバーガーというのは実に難しい食材で、ほとんどの店が食べログでいう☆3.5以上はある。しかし☆3.6以上になるのは困難で、たった0.1の中に多くの店がひしめき合っているのが現状だ。

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そんな中で点数を付けていくのは難しいため、今回はあくまで記者個人の好みの要素が大きい。記者はインパクト重視、特にパティのパンチ力に重きを置いているので「インパクトのあるパティを提供するお店」に近いかもしれない。というわけで選んだのが以下のお店たちである。順不同でご覧あれ。

代官山「ヘンリーズバーガー」

それまで多くのバーガーショップに足を運んでいたが、こちらのヘンリーズバーガーは初訪問だった。そしてちょっと衝撃的だった。あふれ出す肉汁はエゲツないレベルで「飲むハンバーガー」と名付けたいほど。肉の旨味や一体感もハンパなく、ちょっと似たハンバーガーが思いつかない。オススメは「ダブルバーガーコンボ」(税込1250円)だ。

池袋「No.18」

パティの衝撃度でいえば、こちらのNo.18も負けてはいない。粗挽きが粗く挽いた肉だとするならば、これ以上の粗挽き肉はちょっとないだろう。見た目の美しさもトップレベルで、食べる芸術品といっても差し支えない。

「いつかバーガーショップがミシュランの星を獲得するならこういうお店だろうな」と感じたほど激ウマであった。オススメは「アボカドチーズバーガー」(税込1300円)だ。

六本木「ゴリゴリバーガー」

粗挽き肉で忘れちゃならないのが、こちらのゴリゴリバーガーである。その名の通り、ゴリゴリしたパティはインパクト十分。肉を食べたい人には打ってつけのバーガーショップである。オススメは「ナチョバーガー」(税別1600円)だ。

大泉「ブッチャーズテーブル」

パティはもちろんのこと、BBQソースに衝撃を受けたのがブッチャーズテーブルである。極端な話こちらのBBQソースは、肉だろうパンだろうが米にだって合うだろう。それが肉汁やスモーキーベーコンと絡み合うのだからウマくないハズがない。オススメは「アメリカンスペシャルバーガー」(税込1400円)だ。

三宿「FUNGO」

目からウロコものの感動をしたのがこちらのお店。あえて焼いていないバンズには老舗の底力と綿密な計算を感じた。バンズを焼かないことでパティが引き立ち、結果としてハンバーガー全体が美味しくなっているのだ。足すだけではなく、逆に引く勇気。感服である。オススメは「ベーコンチーズバーガー」(税込1500円)だ。

渋谷「レッグオンダイナー」

ABCといえばレッグオンダイナー、レッグオンダイナーといえばABC。それくらいハイレベルなA(アボカド)B(ベーコン)C(チーズ)バーガーを提供するのがレッグオンダイナーだ。パティが全面に出つつも、他の具もしっかりアピッてくるバランス感覚が素晴らしい。もちろんオススメはABCバーガー(税込1450円)である。

松戸「R’s」

千葉県松戸市。最寄駅からのアクセスも決して良くなく、気軽に行けるお店ではない。それでもハンバーガー好きならR’sにだけは一度行っておいた方がいい。それいくらの名店だ。とにかくパティのインパクトが凄まじく、肉汁と旨味はヤバイの一言。オススメはリアルバーガー(税込1350円)である。

振り返るだけでヨダレが出てきそうなハンバーガーばかりであるが、もちろん今回ご紹介したハンバーガー以外の中にも、あなた好みの一品がきっとあることだろう。最高にウマい! と思えるハンバーガー探しに「最強ハンバーガー決定戦」を活用いただければ、この上なく幸いだ。

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼ちなみにサイドで断トツにウマかったのが、マティーニバーガーの「ピクルス」である。至高のウマさ。