本日、3月8日は『みやげの日』である。観光と土産品の需要の増大を図る日とされ「全国観光物産振興協会」が制定したものだ。もちろん「み(3)や(8)げ」の語呂合せが語源となっているぞ。
それにちなんで今回は、ロケットニュース24の記者たちが「これは本当にオススメ」というおみやげの数々を、日本全国……どころかワールドワイドにお伝えしたい。喜ばれること間違いなしのお土産ばかりだから、ぜひともチェックしてくれよな。
・東京みやげ:「うさぎや」のどら焼き
甘いもの大好きの記者が自信を持ってオススメする東京みやげが、老舗「うさぎや」のどら焼き。1個200円とお手軽で、出来立てホヤホヤの味わいは格別だ。できればその日のうちに渡したいが1日経っても十分ウマい。また、超人気店なのに回転が素晴らしく、ほぼ行列が無いのも嬉しいポイント。超絶オススメだ(推薦人:P.K.サンジュン)。
・横浜みやげ:「霧笛楼」の横濱煉瓦
横浜元町が発祥の地といわれている「煉瓦」をかたどって作られた新感覚のフォンダンショコラ。焼きたてのチョコレートケーキに熱々の胡桃ソースを染み込ませ、しっとり大人の味わいに。中身は見た目よりずっしり重く、一口食べれば超濃厚! 10年以上前からお気に入りの横浜みやげで、価格は1つ216円だ(推薦人:砂子間正貫)。
・北海道みやげ:「佐藤水産」の鮭あぶらみ茶漬け
品数が多く迷いがちな北海道みやげだが、オススメは佐藤水産の「鮭あぶらみ茶漬け」である。同店は海鮮物の成城石井的存在で、値は張るけど商品のクオリティは折り紙つきだ。その中でも比較的安く購入できるのが同商品で、価格は600円ほど。
鮭の身と血合いを利用したフレークで、そのまま食べてもお茶漬けにして食べても最高。本当は教えたくなかった一品(推薦人:P.K.サンジュン)。
・北海道みやげ:「き花」
道産子の筆者(K.ナガハシ)が自信を持ってオススメしたい北海道みやげが『き花』だ。なめらかな “クーベルチュールチョコレート” を、香ばしい “アーモンドガレット” で挟んだクッキー系の焼き菓子なのだが、道民の間では知名度抜群なのに、全国でみるとナゼか知名度が低い。
道外の方にプレゼントすると、きまって「何これ、ウマい!」といつも驚かれる、激ウマ銘菓なのだ。北海道に立ち寄られた際には、プレゼント用だけでなく自分用も買って帰ることをオススメするゾ!(推薦人:K.ナガハシ)
・網走みやげ:「刑務所グッズ」
網走の土産は何でもかんでも「網走刑務所」頼りなのが、とても面白い。ここまで刑務所を観光資源として活用しているのは、全国でもおそらくここだけだと思う(推薦人:佐藤英典)。
・石川みやげ:とり野菜みそ
私・沢井メグが買った石川土産のうち、100%喜ばれ、100%再リクエストがあるのが「とり野菜みそ」だ。江戸時代に生まれた万能調味料なのだが、これで鍋を作ると超絶ウマイ。肉も野菜もご飯も何でもススムくんだ!! 1袋200~300円。大体どこのスーパーでも売っている。金沢駅のコンビニでも買える。個人的にはトマト味が好き(推薦人:沢井メグ)。
・奈良みやげ:白雪ふきん
東大寺大仏殿で大仏さまの体をキレイにする「お身拭い」行事の際にも使われている ふきん。蚊帳(かや)の材料と同じもので作られているので、とっても丈夫! なにより吸水性が抜群で一度使うとヤミツキになる事間違いなし! 記者も愛用しているぞ!! なお、価格は柄によって異なるが、378円~486円だ(推薦人:K.Masami)。
・京都みやげ:「松栄堂」のお香芳輪 -京五彩-
定番といえば定番だが、京都土産にぴったりなのがお香。華やかだけど、どこか落ち着く香りがするコチラのシリーズで、お家でのリラックスタイムに活用してもらいたい一品だ。お香立ても付いているので、すぐに使えるところもポイント。平べったいので、持ち帰る時にスペースを取らないのも嬉しい。価格は1296円(推薦人:K.Masami)。
・大阪みやげ:「551蓬莱」の豚まん
ジューシーな具ともっちりした “まん” の奏でるハーモニーは、中華まん界最高峰。匂いのキツさがたまに傷だけど、それをふまえても食べたい味である。大阪と言えば551。551がある時ーーーーー!!!(推薦人:中澤星児)
・福岡みやげ:「博多ウェハース王」
泣けるお土産と言われている博多ウェハース王。はっきり言って全然泣けない。商品についている冊子に、壮大な物語がつづられており、これがまったく泣けないのだが、物語の続きが気になって仕方がない……(推薦人:佐藤英典)。
・佐賀みやげ:「林久右衛門商店」のセラミックスコーヒーフィルター
佐賀県の飛行場で購入した同商品。黒いセラミックスにコーヒーを入れお湯を注ぐだけで、上品で激ウマなコーヒーが出来てしまう。紙のコーヒーフィルターもいらないからコスパも最強。ちなみに、水道水を入れてろ過して飲んでもOK。不純物やカルキも取り除いてくれるぞ! 価格はフィルターだけなら2000円だ。(推薦人:Yoshio)
・中国みやげ:プロパガンダアート
中国のお土産は喜ばれない。特に食べ物は喜ばれない。悩むあなたにオススメなのが『プロパガンダアート(パロディ)』である。かつて政府の主張を広めたポスターが現代に甦り、いじられまくっているのだ!
毛沢東語録に熱狂する人民の図かと思いきや、よく見るとiPhoneに熱狂する人民。ちょっと風刺もきいていて思わずニヤリとしてしまう。一周回ってポップ&センスよし。各地の意識高い系の街で買えるが、意識も高い分、価格も高めので、同じものを安く買いたいなら問屋街へGOだ!! (推薦人:沢井メグ)
・台湾みやげ:土鳳梨酥
台湾土産の定番といえばパイナップルケーキ(鳳梨酥)だ。他の人と違いを出したいなら迷わず「土鳳梨酥」にするべきである。実は一般的な鳳梨酥の餡は、パイナップル100%ではない。それに対して「土鳳梨酥」はパイナップル100%で、フレッシュな果実を食べているような味わいなのだ。
台中に本店がある『日出』のものが有名だが、他のメーカーからも販売されている。空港でも買えるので、お土産屋さんで「土鳳梨酥」と書いているものを探してみよう!(推薦人:沢井メグ)。
・カンボジアみやげ:メガモンスターエナジー
カンボジアのシェムリアップで見つけたお土産。価格は4.7USドル(約530円)。アメリカからの輸入品っぽい。とにかくデカいので出オチに最適(推薦人:麟閣)。
・ケニアみやげ:「NAKUMATT」のエコバッグ
ケニアで一番オシャレかつ意識の高い24時間営業のスーパーマーケットといえば、マサイブルーが鮮やかな『NAKUMATT(ナクマート)』だ。食品から日用品、果ては電化製品まで……なんでもある! カフェまである!! しかも警備もチョー厳重だから安全地帯!
写真撮影禁止なのを知らず、同店の駐車場で写真を撮っていたら2人の警備員がソッコー来て、その5秒後には3人の警察も飛んできて、その15秒後にはAK-47を構えた2人の軍隊までが私(羽鳥)を取り囲み「何をしていた! 偵察か!!」とホールドアップされたほどである。
そんな『NAKUMATT』のエコバッグは、質が高い上に使い勝手もよく、1つ100ケニアシリング(約112円)と手頃な価格。ばらまき用に10枚買っても1000円チョイ。私は必ず20袋は買っていく(推薦人:GO羽鳥)。
いかがだっただろうか? どれもこれも、各地を飛び回る記者が自信を持ってオススメする一品だ。喜ばれること間違いなしだから、ぜひ参考にしていただきたい。
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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