好きな物を好きなだけ食べて太らずにいられたら、どんなに良いだろうと思っている人は多いに違いない。筆者も例外ではないが、太りやすい食べ物といえば揚げ物やジャンクフード、お菓子やスイーツなので、そういった食品はできるだけ食べないに越したことはない。
なかでも、イタリアの国民食であるピザは、たっぷりとチーズやサラミなどが載っていて高カロリーなイメージがある。ところが、そんなピザを5カ月間毎日食べ続けて、ある有名シェフが45キロもの減量に成功したというのだ! 場合によっては、ピザって意外にヘルシーみたいだぞ!
・アメリカ移住後に激太りしてしまった有名シェフ
イタリアのナポリ出身であるパスカル・コッゾリノさんは、アメリカに移住後、ニューヨークで本格的なナポリ・ピザを提供するレストラン「Ribalta:リバルタ」をオープンした有名シェフだ。
ところが、イタリア在住時は太っていなかったのに、アメリカに移住して以来、身長198センチの彼の体重は167キロまで増量! ジャンクフードや炭酸飲料、揚げ物を食べまくっていたら、4年間でかなりの肥満体型になってしまったというのである。
・イタリア人流に減量することを決意!
あまりにも体重が増えたため膝や腰が痛みだし、思うように子供の世話ができなくなったパスカルさん。だが、妻が二人目を妊娠したことをきっかけに、ダイエットを始めることにしたそうだ。そこで彼は、得意のピザを手作りして、イタリア人流に減量することを決意したのである。
・たった5カ月で45キロの減量に成功!
といっても、彼が作るピザ生地の耳には、もちろん高カロリーなチーズは入っていない。生地には小麦粉と水、塩とドライイーストだけが使用され、トッピングはトマトソースとバジル、モッツァレラチーズのみ。
そう! これはマルゲリータピザなわけだが、カロリーはたったの570キロカロリーなのだ。パスカルさんは、この手作りピザと魚や野菜、果物などを組み合わせたヘルシーな食生活に切り替え、さらに、キックボクシングも始めて見事ダイエットに成功!! 毎日ピザを食べていたおかげで、「ジャンクフードを食べたい!」という衝動にも駆られなかったそうだ。
「マルゲリータピザって、意外にカロリーが低かったんだ!」と驚いてしまったが、好きな食べ物を完全に諦めないことが、ダイエット成功の秘訣ではないだろうか。生ハム好きな筆者は、ピザを食べに行ったらつい生ハムピザを注文してしまうのだが、これからは、マルゲリータピザの存在を心に留めておきたいと思う。
参照元:Instagram、People、METRO(英語)
執筆:Nekolas
▼パスカルさんが毎日食べていた手作りマルゲリータピザ。美味しそう~!!