2015年におけるベストゴールではないのか。現在、そのように世界から絶賛されているゴールが話題になっている。驚くべきことにそのゴールが生まれたのは日本。しかもプロではなく、高校サッカーだ。
それは10月31日、年末の全国高校サッカー選手権大会を目指す岡山県大会決勝「玉野光南高等学校 vs 作陽高等学校の試合」でのことである。一体どのようにしてゴールが決まったのか。さっそく、動画でチェックしてみよう!
・岡山県大会決勝
両者譲らず、延長までもつれる壮絶な展開となったこの試合。1−1で迎えた延長後半にスーパーゴールは生まれた。動画では、玉野光南高等学校のゴールキックから始まる一連の流れを確認できる。
・超スーパーゴール
ゴールキックをヘディングで繋ぐと、一気に相手ゴール前へ攻め込む玉野光南高等学校。そしてペナルティエリア外で土居選手が、ゴールに背を向けたままトラップするのだが……
奇跡が生まれるのはそこから。土居選手はボールを浮かせて華麗に相手をかわすと、そのまま振り向きざまにミドルシュート! なんとそのままネットを揺らしてしまったのである。
・状況もプレーも最高級
まるで漫画のようなプレーだが、さらにスゴいのがゴールキーパーからのパスが一度も地面につくことがない上、状況が延長後半のアディショナルタイムだったということ。心技体すべてを兼ね備えていないと、まず生まれないゴールだろう。
実際にゴールを見ていただけたらそのスゴさがわかると同時に、海外で評価されているのも納得できるはず。なお、このゴールで玉野光南高等学校は2−1で勝利。全国大会出場の切符を手にしている。
参照元:YouTube
執筆:原田たかし
Photo:Wikimedia Commons