ゴールキーパーはチームの守護神だが、れっきとしたフィールドプレイヤーでもある。そのため、彼らの蹴ったボールがそのまま相手ゴールに入っても、得点が認められるのはご存知の通り。試合時間がない中で攻め上がり、ゴールを奪うことも少なくない。
時として生まれる「ゴールキーパーによるスーパーゴール」。先日、ウクライナで漫画のようなゴールが炸裂していたのでお伝えしたい。なんとゴールキーパーが75メートルの超ロングシュートをぶち込んだというのだ!
・ウクライナで生まれた珍ゴール
その超ロングシュートは、2016年4月10日に行われたウクライナ・プレミアリーグの試合で生まれた。舞台はFCゾリャ・ルハーンシク(白)vs FCドニプロ・ドニプロペトロウシク(青)。0−0で迎えた後半11分のことである。
動画「Keeper has goal disallowed after scoring from own half!」では、まさにそのシーンを確認できる。FCドニプロのゴールキーパーが前線に目がけてボールを供給すると……な、なんと!
・超ロングシュートがそのままゴール
ゴールキーパーが蹴ったボールはワンバウンドすると、そのまま相手のゴールにスッポリ! 想像以上にボールが跳ねたため、相手ゴールキーパーは一歩も動けず。そうお目にかかれないゴールが生まれた。
・間接フリーキックのためノーゴール
しかし、動画をよく見ているとゴールが取り消されてしまう。不思議に思う人もいるだろうが、このプレーはオフサイドからのキックなので「間接フリーキック」。誰かに触れないとゴールが認められないため、結果的に幻となった。
とはいえ、この幻のゴールが選手たちの闘志に火をつけたのだろうか。試合はFCドニプロ・ドニプロペトロウシクが1−2で競り勝ち、アウェイで貴重な勝ち点3を獲得している。
▼スーパーゴール! ……と思うがノーゴールの判定
▼こちらは試合のハイライト
https://www.youtube.com/watch?v=RQWIVabgPsI&nohtml5=False