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9月の大型連休「シルバーウィーク」。2015年は5連休となるが、皆さんはどんな予定を計画しているだろうか? まだプランを決めてない方に今回は、ぜひお勧めしたい珍スポットをご紹介したい。それが『爬虫類カフェ・横浜亜熱帯茶館』だ!

この爬虫類カフェ、その名の通り「爬虫類」を間近で観察できる上、ふれることも可能なカフェである。爬虫類とふれ合ううちに、人と爬虫類が共存するためのルールが学べ、人間社会で必要なマナーについても考えることが出来た。そんな学ぶこと多き『爬虫類カフェ・横浜亜熱帯茶館』をご紹介したい。

・いざ店内へ

『爬虫類カフェ・横浜亜熱帯茶館』は横浜市中区、京急線「日の出町駅」から徒歩5分のところにある。入り口には看板が出ているので、初めての人でもわかりやすいハズだ。階段を上がり、お店のドアを開けてみると……メチャメチャ爬虫類いるーーー! これはワクワクするぞ!!

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ここでお店のシステムを紹介しておこう。入場料金はかからず、通常は時間無制限の「ワンドリンク制メニュー表」からドリンクをチョイスするだけである。中でも中国茶の種類は豊富でスイーツもかなり充実しているから、カフェとしても十分満足できる内容となっている。筆者が注文したお茶は「宇治の国内産有機烏龍茶」(税込み800円)で、本格的な美味しさであった。

お茶1

次に「爬虫類とのふれ合い」についてのルール説明だ。まず、ケージの柵が開けられた爬虫類にふれることはOKだが、持ち上げることはNG。持ち上げると爬虫類が「捕食される!」と勘違いし、暴れたりストレスと感じるとのことである。カメラ撮影もOKだがフラッシュなどの光は絶対にNG。入店前にカメラ等のフラッシュをオフにしておこう。

店内はというと、四方にケージがあり、約20種類40匹の爬虫類がいる。でかいカメ・思ったよりおとなしいヘビ・可愛らしいトカゲ……などの姿が見えるが、中でもお店のイチオシは、ケージから爬虫類が飛び出した「放し飼いエリア」だ。

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・「放し飼いエリア」で爬虫類と交流しよう!

この「放し飼いエリア」はその名の通り、爬虫類が「放し飼い」にされており、よりリアルな生態を間近で観察できる特別空間! なんかすごいぞ!!

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筆者の目にまず飛び込んできたのは、一番大きな「ケヅメリクガメ」だ。その甲羅の上に乗っかろうと、少し小さめの「ヒョウモンガメ」が必死になっている! こ、これ置物で見たことある構図じゃないか!! 実際のカメもやっていたとは……。

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窓際も放し飼いエリアになっており、そこ覗くと……大きなトカゲを発見!「ギアナカイマントカゲ」という種類で、とにかくデカイ! ……がおとなしく可愛らしい姿でピクリとも動かない。聞くと「日光浴」の真っ最中だったらしく、体内では生成できない「ビタミンD」を得るためなのだとか。

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・一番大切なことは「ふれあいのマナー」を守ること

爬虫類とふれ合うためにはマナーがある。それは「必ず手洗いをする」こと。ふれる前はもちろんだし、ふれた後も必ず手を洗おう。人間と爬虫類は、お互いがお互いにとって身体に良くない「菌」を持っている。手洗いは「共存するためのルール」でもある。

人間社会も同じだろう。お互いのため、きちんとルールとマナーを守れば、ストレスを感じずに共存できる。筆者は『爬虫類カフェ・横浜亜熱帯茶館』に滞在した数時間の中で、そう学ぶことができた。

手洗い

なおこちらでは感染症防止のため、「妊娠中の女性」「未就学児」の入店を制限している。また「放し飼いエリア」は17時まで。16時半くらいから爬虫類が寝てしまうそうだ。シルバーウィークは5連休すべて営業している『爬虫類カフェ・横浜亜熱帯茶館』に出かけてみてはいかがだろうか?

・今回紹介したお店詳細はこちら

店名 横浜亜熱帯茶館
住所 神奈川県横浜市中区長者町8丁目133冨森商事2階
営業時間 11:00〜19:00
定休日 毎週火曜日・水曜日

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Photo :RocketNews24.
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▼「フトアゴヒゲトカゲ」カメラを向けるとこちらをみてくれた。
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▼窓際で「フトアゴヒゲトカゲ」が日光浴中だ。
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▼ケージ内には「グリーンイグアナ」が超リラックス中!!
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▼窓の外を眺める「ギアナカイマントカゲ」
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▼店内にはアーティスト「ツク之助」さんの絵が飾られている。「爬虫類」を「可愛く」描くアーティストだ。
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▼爬虫類に関する本も沢山置かれていた。
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