「子供のころ、どんなことをして遊びましたか?」と質問をされたら、みなさんは何を思い浮かべるだろうか? 世代間で多少の違いはあっても、友達とかくれんぼや、鬼ごっこしたりと、外で遊んだことはどの世代にも共通することのように思える。

だが「子供の時は外で遊ぶ」という当たり前のようなことが、過去のものになってしまうかもしれない。そんな警鐘をならす動画「Nature Valley 3 Generations」を食品ブランドのネイチャー・バリーが制作しインターネットで議論を呼んでいる!

・子供の時なにをして遊びましたか?

動画では「あなたが子供のとき、どのようなことをして遊びましたか?」と、同じ質問を親子3世代にしていく。まずは祖父母に質問してみる。すると、魚釣りをしていてクマに追いかけられたことや、看板をソリに改造して遊んだことなどを、懐かしそうに話す。

次に父母に同じ質問をする。すると今度は近所の友達と かくれんぼをしたことや、お手製のお城を作って遊んだことなどを、これまた楽しそうに話す。祖父母と父母世代に共通するのは、どちらの世代も外で遊んでいたということ。

・現代っ子はというと?

そして最後に子供たちに「今なにをするのが楽しいですか?」と聞く。すると「ビデオゲーム」、「スマホで友達にメールすること」、「動画をみること」と、かなり室内で遊ぶことに偏っている。

さらに「1日に5時間は携帯を使ってるかな」「タブレットがなかったら死んじゃう」「先週4日間でドラマを23エピソード見たよ」と、かなりテクノロジーに依存しているようだ。そんな子供の発言を聴いて渋い表情を見せる家族。

・子供が外で遊ばなくなっている!

この動画が伝えたかったこと……それはこのままでは子供がコンピューター画面に張り付いたきりになって、自然の中で遊ばなくなってしまう! ということだったのだ。

動画は “自然はいつも子供時代に欠かせないものであった。私たちの世代でそれが途絶えてしまわないようにしよう” というメッセージで締めくくられている。

・動画を見た人の反応は賛否両論

YouTubeのコメント欄には「友達と空き地を自転車で駆け回ったのはかけがえのない思い出」と動画に共感する人から、「友達とゲームすることだって良い子供時代のすごし方だ」と反論する人、「この人たちは自分の子供時代がどれだけ退屈だったかを忘れて美化しているだけだ。自分はしっちゅう退屈してたよ」と指摘する人と様々。

・子供の時にしかできないこと

確かにビデオゲームをしたり、動画を見たりするのも楽しい。友達の家に集まってスマッシュブラザーズをしたことは、私の中でも良い思い出になっている。

しかし大人になると、かくれんぼや鬼ごっこ、秘密基地などは、やりたくても状況的になかなかできない状況になる。そういった思い出を共有できなくなってしまったら、なんだか寂しい気がするのは私だけではないはずだ。

参照元:YouTube
執筆:ゴールド土方