先日、私(佐藤)は初めてバーガーキングの無料トッピング「オールヘビー」をお願いした。レタス・オニオン・ピクルス・ケチャップ・マヨソースが増量される公式のオプションである。

どれだけ増えるのか気になったので、通常のワッパーと比較したところ、正直に申し上げて増えたことを実感しにくかった

もしかして、たまたまそうだっただけなのではないか? この疑念が拭えずに再度、利用した新宿東口店で通常ワッパーとオールヘビーのワッパーを購入すると共に、他の4店舗でもオールヘビーを購入して、その量を比較してみることにした。

・5店舗のオールヘビーを比較

前回の検証では、見た目に違いがわからないどころか、通常版の方がレタスが多い気がしてならなかった。もしかしてオールヘビーは意味ないのか?

いやいやたった1度、1店舗だけで「意味がない」と断じるのはフェアではない。ってことで、今一度同じ店に行き、同じものを買うことに。


それだけでは検証として不十分と考えて、近隣の4店舗、阿佐ヶ谷店・荻窪南口店・新大久保店・新宿小滝橋店でもワッパーをオールヘビーで購入して、トッピングの具合をたしかめることにしたのだ。


まずは阿佐ヶ谷店を訪ねてカウンターでワッパーをオールヘビーで注文した。注文間違いがないように、オーダーの際にしっかり「オールヘビーで」と伝えたのである。ここだけでなく、他の店舗でもセルフレジではなく口頭で「オールヘビー」としっかり申し伝えさせてもらった。


そうして購入した商品にはちゃんと「ワッパー1 ALL(H)」のシールが貼ってある。他の店舗の商品と間違えなように買ったらすぐに「阿佐ヶ谷店」を示す「阿」の印を付けておいた。これで絶対間違えない。

前回は検証結果に差が少なかったために、途中で「どっちがオールヘビーだっけ?」と迷いそうになったので、それを避けるためにちゃんと印をつける。これでもう絶対迷わない!


続いて、阿佐ヶ谷から歩いて荻窪南口店に行き……。


JR総武線に乗車して大久保駅で降りて新大久保店へ行き……。


再び歩いて新宿小滝橋店に行き……。


そこからまた歩いて新宿東口店へと移動。先の4店舗でワッパーオールヘビーを購入。ここでは比較対象のワッパーとワッパーオールヘビーをそれぞれ1個ずつ購入した。ちなみに価格は1個税込640円、6個で合計3840円である。

ちなみに5店舗を渡り歩いてそれぞれのお店のオペレーションを確認したが、新大久保店の提供は圧倒的に早かった。JR新大久保駅に近く利用客が多いために回転率が高いのかもしれない。遅かったのは荻窪南口店。スタッフはキッチン内に6名いるのが見えていたのだが、オペレーションが噛み合っていない印象を受けた。


・改めて通常版とオールヘビーを比較

さて、そうして5つの袋を持ち帰った。最初に訪ねた阿佐ヶ谷店では11時20分頃に購入し、最後の新宿東口店には12時54分に到着している。そのため先に買ったものほど、形状がイビツになっている可能性があるが、あくまでも今回の検証はトッピングの増量を確認するためのものなので、見た目に関してはご了承頂きたい。


改めて購入商品を確認すると、1つの通常ワッパーを除いて、すべての商品に「ワッパー1 ALL(H)」のシールが貼ってある。


では最初に基準となる通常ワッパーから確認していこう。これがトッピングを増量していない通常ワッパーだ。


続いて同じ新宿東口店で購入したオールヘビーのワッパーがコレ。見た目に大きな違いはなさそうだ。強いていえば、玉ねぎが飛び出しているところから、中身の多さに期待が持てる。


2つを並べてみると、やはり大きな違いはなさそうだ。


重量を測ってみよう。前回は通常版の方がオールヘビーより重くて驚いたのだが、今回はどうか? まずは通常版の重量は……、266グラム


続いてオールヘビーを測ってみると、274グラム。オールヘビーの方が重かったけど、その差はわずか8グラム。大きく差があるとは言い難いかも。少なくとも「ヘビー」と呼べる重さではないかな~……。


上のバンズをそれぞれ外して見比べてみよう。パッと見た印象は、オールヘビーのレタスが多いように見える。


側面から見ると、その差は歴然。オールヘビーの方が野菜の量が多い。今回はちゃんと増量されていたみたいでホッとした。


・阿佐ヶ谷のオールヘビー

さて、ここからが今回の本題だ。同じように、オールヘビーは他のお店で頼んでもちゃんとトッピングが増量されているのか? まずは阿佐ヶ谷店のものを見てみよう。そのままの見た目は、どこのお店もそれほど変わりないのかも。


重量は288グラムで、東口通常版よりも22グラム重い。これはヘビーと言って良さそうだな。


バンズを外すとレタスの量も悪くなさそう。先の通常版よりも量が多い。1番最初に購入したにも関わらず、多少バンズがしんなりしていることを除けば、他のものと比べて大きな違いはなかった。


・荻窪南口のオールヘビー

次に荻窪南口店。バンズの間から少しパティがはみ出している。オールヘビーなら野菜がはみ出して欲しいところだが、はたして……。


重量を確認すると、263グラム! 東口の通常版より3グラム軽い!! オールヘビーが通常より軽くなる理由は、バンズやパティの影響なのだろうか? パティの個体差を考えると、そういうこともあり得るとは思うのだが、それにしてもどうして軽くなるのだろう……


上のバンズを外すと、野菜がパティを覆い切れていない。レタスの高さもそれほど高くはないなあ。これはちょっと量が少ないんじゃないか。


・新大久保のオールヘビー

続けて新大久保店。ここはとにかく提供が早かったことが好印象だ。早さだけでなく、トッピング増量にも期待したいところ。


重量は299グラム! 今回計測した6つのバーガーで最重量で、通常版よりも33グラムも重かった。これこれ、これこそヘビーと呼ぶにふさわしい


バンズを外すと、パティを覆い切れてはいないものの、マヨソースをたっぷり入れていることがわかる。レタスの量はそれほどでもなさそうだが、ソースを増量したことがうかがえる。「ヘビー」というからには、見てわかるくらいには増量して頂きたいものだ。


・新宿小滝橋のオールヘビー

そして最後に新宿小滝橋店。お店が新大久保に近いこともあって、外国人学生の利用が多い店だ。そうすると、オールヘビーのオーダーも多いと思うのだが、実際はどうだろう。


重さは285グラムで、通常版との差は19グラム。「増量した」と考えるには妥当なラインと言えるだろう。通常版とオールヘビーの間の重量差が10グラム程度の範囲となると、「増量した」とは言い難い気がする。この数字なら合格ラインだ。


バンズをとると、高さこそないが野菜の存在感は十分に感じられる。もう少し高さがあると、なお良しなのだが。


上のバンズを外した状態で全部を並べてみたところ、もっともトッピングの量が多いと感じたのは……


意外にも新宿東口店だった。前回は増えたことが感じづらかったが、今回はちゃんと増えている気がする。逆に荻窪南口店が見た目に1番少なそうだ。


・オールヘビーとはピクルス増量なのか?

最後にバンズとパティを除く具材を全部皿に出してみたところ、レタスの量に多少の差はあるが、オニオンは通常版を含めてどれも同じ程度。……というか、皿に広げると通常版もオールヘビーもそんなに差がない気がしてしまう


しかしながら、ひとつの具材だけが明らかに多くなっているお店があった。

それは新大久保店、ここだけピクルスの枚数が飛び抜けて多い。他店が5~6枚であったのに対して、ここだけ10枚程度入っていたのである。たしか前回の検証でもピクルスだけはしっかり枚数が増えていたので、「オールヘビーはピクルス増量を意味する」ってことか?

いずれにしても、ここに来て私は新しい疑問を抱いた。5種の具材を増量することが「オールヘビー」というはずなのだが、どれだけ量が増えることを指すのか? 無料とはいえ、頼む以上はわかる形のサービスであって欲しい。

買って検証してもわからないので、バーガーキングに問い合わせて尋ねてみたいと思う。その結果については、改めてお伝えさせて頂きたい。


参考リンク:バーガーキング
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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