freekick

サッカーの試合において、重要な得点源のひとつにフリーキックがある。もしゴールまで距離が近ければ直接狙うことができ、その一瞬で決まる動向にスタジアムの全員は注目する。

そんな両者の駆け引きは見ているこちらまでドキドキするものだが、海外サッカーで想定外の形から見事なゴールが生まれたのでお伝えしよう。さっそく、動画「Real Salt Lake scored one of the prettiest set piece goals you’ll ever see」をチェックだ!

・アメリカサッカーでの出来事

そのプレーが見られたのは、2015年6月27日に行われたMLS(メジャーリーグサッカー)のレアル・ソルトレイク vs コロンバス・クルーの試合。0−0で迎えた前半35分、直接狙える位置でフリーキックを得たレアル・ソルトレイクであったが、驚きのプレーを選択する。なぜなら……

・すべては計算通り

キッカーは手前の選手にパス! しかも受けた選手はダイレクトでサイドへ散らし、さらに走り込んでいた選手も頭で逆サイドへ折り返す。そして最後にそこへ詰めていた選手が決めて「一丁あがり」となるのである!

・ピンポン球のようなサインプレー

どの選手もそこにボールが来ることがわかっていたかのような動きであり、おそらくこのプレーは完璧に決まった形に違いない。右へ左へとピンポン球のようにボールが動くため、相手はついていけず。もはやキーパーもどうしようもないといった状態なのが印象的だ。

一度やると二度目はそう成功しないのがサインプレーだが、最初の一発で決めたレアル・ソルトレイクの選手たちは実にお見事。試合は2−2の引き分けで終了したものの、貴重な勝ち点を獲得することができたのは、練習の賜物だろう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼後手に回った相手はゴールを献上

▼こちらは試合のハイライト