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サッカー界には、現役を退いてもなお伝説であり続ける選手がいる。例えば元ブラジル代表のエドゥーもそのひとり。Jリーグでプレーした彼は、人々の記憶に残る伝説のゴールを決めた選手だ。

そのゴールは、約20年前……1994年のものということで知らない人もいるだろう。そこで今回は、その伝説のゴールを動画「(エドゥー)Jクロニクルベスト:1994ベストゴール」と共に振り返りたい。

・ジュビロとの試合で炸裂

1994年4月2日、サントリーシリーズ第6節・ジュビロ磐田 vs 横浜フリューゲルスの試合(ジュビロ磐田スタジアム)で伝説は生まれた。それはゴールから約40メートルの位置でフリーキックを得たフリューゲルスが、意外な選択したことが始まりだ。というのも……

・まさかの直接フリーキック

キッカーのエドゥーは、なんとその距離から直接狙ったのだ。誰も狙うと思わない距離からエドゥーが左足を振り抜くと、ボールはグイッと曲がってゴール上段の隅へズドン! 威力が衰えることなく、ゴールキーパーも触ることができないほどの変化とコースで、そのままゴールに突き刺さったのである!!

スロー映像を見るとわかるが、ゴールに吸い込まれるシュートは「美しい」の一言。まるで時が止まったかのように、全員がボールを見送るしかない光景は伝説と呼ぶにふさわしい。また、年間ベストゴールに選ばれたのも納得のスーパーフリーキックだ。

・これからも伝説であり続ける

この年でエドゥーは、横浜フリューゲルスを退団。その横浜フリューゲルスも1999年にクラブも横浜マリノスとの合併で消滅したが、後々も彼が決めたフリーキックは伝説として、「フリューゲルス」という名前と共に今も語り継がれている。そしてこれからもこの伝説は、決して色褪せることはないだろう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし