世界でも4番目に大きい地震だった東北地方太平洋沖地震。今回の地震は「プレート境界型地震」と言われており、先日、「地震はプレート境界に集中している」という趣旨の記事もお伝えした。

では、そのプレートとは、どのようなものなのか? 地震の起きた3月11日に、アメリカ海洋大気圏局(NOAA)が発表した湖盆図(海の水を全て抜いた地図)を見てみると、日本列島がどのような状態でプレート上に位置しているのかがよく分かる。

日本列島はユーラシアプレート(西日本)と北米プレート(東日本)の上に位置している。こうして見ると、日本海溝からもの凄い急な角度で日本列島は洋上に浮かび上がっているのがよく分かる。

例えるならば、崖の上にある家のようなものであり、津波が発生しやすいのもこのためである。対して中国などは、完全にプレートの上に位置している。

参照元:boston.com(英語)