根強い人気を誇る『ルパン三世』シリーズ。1971年にアニメ化され、現在もテレビスぺシャルが放送され続けている国民的アニメである。そんなルパンの23年ぶりとなる劇場版『ルパン三世 THE FIRST』の予告映像が公開された

ファンの多くが待ち望んでいたであろう本作。だが、今回のルパンはひと味違う。なんと、フル3DCGアニメーションなのだ。そのため、ネットでは公開直後から賛否の声があがっている。

・故モンキー・パンチ先生待望の作品

ディズニーはじめフル3DCGアニメが珍しくない時代となったが、ルパン三世が3DCGになる時代か……。子供の頃から二次元ルパンに慣れ親しんできた私(中澤)としては、一体どういったものになるのか予想が全くつかない。

しかし、これは2019年4月に他界した原作のモンキー・パンチ先生がずっと待ち望んでいた作品のようだ。劇場版『ルパン三世 THE FIRST』の公式サイトには、そんなモンキー・パンチ先生からも「ワクワクしています」というコメントが寄せられている。

・表情に宿るルパンっぽさ

公開された予告映像を見てみると、アクションはさすが3DCGのなめらかさ。さらに、各キャラの表情にもルパンっぽさがちゃんと感じられ、クオリティーの高さが垣間見える。

だが、やはり国民的人気作だけに、これまでのルパンから変えてほしくないというファンもいるようだ。ネットでは賛否の声があがっている。

・賛成派

「ちょっと見たい」
「作品のクオリティが忠実に再現されてそうなので 、絶対観に行く」
「普段ルパン三世をあまり見ない人にも興味を持ってもらえそうな予告動画だと思う!!」
「ルパン三世も3Dになる時代かぁ!」
「これは期待しかない」
「ゴエモンがイケメン」

・否定派

「楽しみにしてた分、なんかなぁ。うん、残念」
「3DCG……なんで……」
「ルパン三世は面白いのと面白くないのの差が激しいからなぁ」
「アニメは平面派」
「あまり期待はしてません」

──ネットの意見は真っ二つに。個人的な意見を言わせてもらえるなら、正直否定派の気持ちも分からんでもない。が、予告を見ると、予想よりずっとワクワクする内容だったため俄然楽しみになってきたのが本心だ。

なお、本作は『ALWAYS 三丁目の夕日‘64』『STAND BY ME ドラえもん』『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』などを手掛けた山崎貴さんが監督・脚本を務める。

日本のVFXの第一人者の手によりルパンはどう生まれ変わるのか? 天国のモンキー・パンチ先生も公開を心待ちにしているに違いない。全国公開は2019年12月6日だ。

参照元:ルパン三世 THE FIRST
執筆:中澤星児

▼個人的には公開が楽しみになった