近年、サッカー界ではゴールキーパーの役割が変わりつつある。これまでは守備に専念というイメージであったが、好まれているのは足元の技術が高く、最後方から攻撃を組み立てられる選手。日本でいえば、浦和レッズの西川周作選手が有名で「攻撃的なゴールキーパー」は重宝されつつある。

まずは自分の技術に自信がなければできないだけに難しいプレーだが、オーストラリアリーグに超攻撃なゴールキーパーが実在! 何を思ったのか、彼は相手に囲まれながらもドリブル突破を試み、自陣をガラ空きにして爆走したという。

・オーストラリアであった珍事

まさかの珍事があったのは、2017年4月16日に行われたパース・グローリー vs メルボルン・シティの試合。後半の終了間際、パース・グローリーのゴールキーパーが、自陣前でこぼれ球を処理した時のことだった。セオリーだと大きくクリア。もしくはディフェンダーにボールを渡し、自分はゴールマウスへ戻るのが普通だろう。……ところが!

・自陣をガラ空きにしたままキーパーがドリブル

なんと彼は何を思ったのか、ボールを持ったままドリブル開始! 相手に囲まれても果敢に突破しようと仕掛けたのである!! 結果、アッサリとボールを奪われ、無人のゴールへシュートを献上。不用意なドリブルひとつが、無駄な失点をするきっかけになってしまった。

試合は5−4で勝利したからよかったものの、彼はもう一歩で誰もが認める戦犯となるところだったから内心ヒヤヒヤしたことだろう。爆走というより「暴走」とも言える彼のプレーを見たらわかるように、ゴールキーパーはまず守ることが先決。判断を誤らず、大きなリスクを背負わないのはどの時代も変わらない。

参照元:Twitter @ALeague
執筆:原田たかし