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サッカーの試合において、起きてはいけない失点がオウンゴールだ。自陣のゴールへ無情にも吸い込まれていくボール……そんな光景は、思わず目を覆いたくなるほど切なくなる。

できることなら見たくないシーンだが、先日行われた海外の試合でJリーグの伝説となっているオウンゴールが完全再現されてしまった。伝説のオウンゴールといえば、柏レイソルのGK南雄太選手が記録したアレである。

・Jリーグの伝説が再び

守護神であるはずのゴールキーパーが、自らの手で自陣ゴールをこじ開ける……そんな事故とも言える珍事が起きたのが、2004年のことだった。そう、南選手はキャッチしたボールをスローイングで仲間に供給しようとしたところ、なんと自陣に投げ入れてしまったのだ。

こんなオウンゴールは二度とお目にかかれない……当時は誰もがそう思い、記憶に刻み込んだはずだった。ところが! 2015年にはアルゼンチンの2部で同じ景色が見られ、今回も完全再現されてしまった。二度ある事は三度ある!

・GKが自陣にポイッ

それは、2016年7月20日に行われたミネソタユナイテッドFC vs AFCボーンマスの試合でのこと。さっそく、動画「Minnesota United FC vs. AFC Bournemouth | July 20, 2016」を再生してみると……

ミネソタユナイテッドFCのゴールキーパーがキャッチしたボールをスローイングしたところ、自陣に向かってポイッ! そしてボールは無情にも自陣に吸い込まれるではないか!! またしても悪夢が起きるとは……。何度見ても切なすぎる光景だ。

・親善試合

ただ、不幸中の幸いなのは、この試合が「フレンドリー」だったということ。もし公式戦だったら、このゴールキーパーはショックが大きかったことだろう。シーズン中には許されないミスだけに、今後は気をつけて欲しいものだ。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼衝撃のオウンゴールは2:18〜