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ガチンコ勝負を見ている中で不愉快な気持ちになってしまうのが、勝敗が決したにもかかわらず相手を小馬鹿にするような行為である。舐めたプレイ……通称「舐めプ」がそうだが、とあるサッカーの試合で史上例を見ないほど舐めくさったゴールが決まった。

そこで今回は、フランスで生まれたそのゴールがどのような形で決まったのかをお伝えしたい。一連の流れは動画「Le but polemique de Herman Kore」で確認することができるぞ!

・フランスで生まれたゴール

史上例を見ない舐めくさったゴールが生まれたのは、「スタッド・レンヌ vs USコンカルノー」の試合でのこと。確信犯はレンヌ(赤)の13番、カメルーン人の FW ポール=ジョルジュ・エンテプ選手である。

・同点のラストチャンス → 絶体絶命のカウンター

動画を再生すると、映し出されるのはUSコンカルノーのコーナーキック。おそらく1点ビハインドで試合時間も残りわずかなのだろう。ゴールキーパーも攻め上がり、最後の攻撃に望みを託しているという状況だ。

しかし、無情にもコーナーキックはクリアされ、絶体絶命のカウンターが始まってしまう。無人のゴールへ向かってヨーイドン……決定的な得点が入ってしまう。ここまではよくある光景だが、エンテプ選手が舐めまくったのはゴールの瞬間である。というのも……

・ヒドい舐めプ

なんとゴールキーパーを振り切って独走状態になったエンテプ選手は、何を思ったのかゴールマウスの目の前で四つんばい! 必死に自陣へ戻るゴールキーパーをあざ笑うかのようにして、頭でゆっくりとボールを押し込んだのだ!

・もちろん相手は激怒

勝利を確信したとはいえ、いくらなんでも舐めくさりすぎなこのゴール。決められたUSコンカルノーの選手たちが、激怒したのは言うまでもない。どのような形であれゴールということに変わらないが、ここまで舐めくさるのもいかがなものか。相手をリスペクトする気持ちを忘れたら、選手として成長できないのは気のせいではないだろう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし