ゴールキーパーの仕事は説明するまでもなく、自陣ゴールを守ること。またの名を守護神とも呼ばれるため、最後の砦として相手シュートに立ちはだかることだ。しかし、そんな彼らでも攻め上がるケースがある。

ビハインドの展開で試合終了間際。なんとしてでも1点を奪いたい時がそうなのだが、海外の試合でそこから珍プレーが発生! まさかの超ロングシュートをぶち込んでしまったゴールキーパーがいた!

・ボリビアで生まれた珍ゴール

驚きのゴールが決まったのは、ボリビアで行われたボリバル vs サン・ホセの試合でのこと。2−1で迎えた後半アディショナルタイム、サン・ホセは同点に追いつくためにゴールキーパーも攻め上がった。あぁ、そこでサン・ホセのゴールキーパーがシュートを決めたのね……と思いきや!

決めたのは、まさかのボリバル。というのも、動画「Goalkeeper scores goal from own penalty area in Bolivia – video」で確認できるように、前線に向かってロングボールが供給され、ボリバルのゴールキーパーがキャッチすると……

・100メートルの超ロングシュートが炸裂

なんとボリバルのゴールキーパーは、ガラ空きになっているサン・ホセのゴール目がけて自陣から超ロングシュート! 無人のゴールとはいえ、低弾道のパントキックはギューンとサン・ホセのエリアへ一直線。その結果、ディフェンダーも追いつけず、シュートはそのままゴールへと吸い込まれた。

・値千金の決勝点

これが決勝点となり、3−1で試合は終了。ゴールキーパーが試合に終止符を打つまさかの結末となったのだった。通常であればチャンスを相手に渡さないためにボールをキープするところではあるが、ボリバルのゴールキーパーはよほど自分のキックに自信があったのだろう。自陣からのシュートは「あっぱれ」の一言に尽きる一撃だ。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし