「猫には9つの命がある」とも言われるが、なかには、1回の人生で3回分は生きてしまうニャンコもいるようだ。
というのも、捨てられていた猫ちゃんの年齢が27歳だということが分かり、世界最高齢かもしれないと話題になっているのだ。確かな証拠もあるとのことで、もしかしたら、ギネス世界記録を更新してしまうかもしれないぞ!
・保護された捨て猫が世界最高齢!?
世界最高齢ではないかと言われているのは、英ロンドンの道をさまよっていたところを、地元の動物保護センターに保護されたニャンコだ。
‟バンジョー” と名付けられた猫ちゃんは、1991年にマイクロチップが埋め込まれており、当時バンジョーは2歳だったため、生まれてから27年も時が経っていることになる。人間の年齢にしたら125歳になるというから、気が遠くなるような長寿であることは間違いない。
・保護センターの生活に馴染んでいる様子のニャンコ
バンジョーの世話係りが、マイクロチップに記載されていた電話番号に連絡を取り留守電を残したが、今のところ折り返し電話はないそうだ。
どういった経緯で捨てられてしまったかなどの詳細は不明だが、ニャンコは、すでに保護センターでの生活に馴染んでいるとのこと。
・ギネス世界記録を申請中!
大人しいながらも人懐っこいニャンコは食欲もあり、センターの係員とも、すっかり仲良しになっている様子。毛並みを整えてもらうことが大好きだという猫ちゃんは、言われなければ、そんな老齢には見えないほどの若々しさを漂させている。
現在バンジョーは、保護センターによりギネス世界記録を申請中で、認定されれば、‟世界最長寿のニャンコ” として栄誉に輝くことになる。
捨てられてしまったバンジョーは気の毒だが、新しい拠り所を見つけて、しかもギネス世界記録更新となれば、長生きした甲斐があったというものかもしれない。
参照元:Press and Journal、METRO(英語)
執筆:Nekolas