「好きなことで、生きていく」と言えば YouTuber (ユーチューバー)。小学生の将来の夢ランキングでも上位に入ると言われ、すでにひとつの “職業” と認識されているかもしれない。
そこで気になるのは、彼らの収入だろう。YouTuber だけで食べていけるの? どれくらい稼いでいるの? 気になる推定年収ランキングは以下のとおりだ!
・人気YouTuber推定年収ランキング
このランキングをまとめたのは、海外サイト「Scribol.com」だ。YouTube や Instagram のデータ解析サイト「Social Blade」の情報を元に作成されたランキングだという。元データには企業アカウントも含まれているが、そのなかから、いわゆる YouTuber の推定年収 TOP5 はというと……
5位:VEGETTA777 / ベジータ777(スペイン)
主に『マインクラフト』と『GTA』の攻略動画を公開。推定年収47万~750万ドル(約4730万~7億5400万円)
4位:Hola Soy German / オラ・ソイ・ヘルマン(チリ)
スペイン語圏で絶大な人気を誇るYouTuber。コメディや、あるあるネタが得意で、動画アップのペースがハンパないらしい。推定年収56万~890万ドル(約5630万~8億9500万円)
3位:Fun Toyz Collector / ファン・トイズ・コレクター(米国)
ひたすらオモチャのレビューをするという罪がないチャンネルである。投稿者の素顔は明かされていないが、どうやら女性らしい。ディズニー玩具多め。推定年収75万~1190万ドル(約7540万~11億9640万円)
2位:PewDiePie / ピューディーパイ(英国)
2010年に開設されたゲーム実況チャンネル。実況で億万長者となったことで「世界一有名なYouTuber」と呼ばれる。推定年収は82万~1310万ドル(約8240万~13億1700万円)
1位:The Diamond Minecart / ザ・ダイヤモンド・マインクラフト (英国)
こちらもゲーム実況チャンネル。2位のPewDiePieが、さまざまなジャンルの実況をするのに対し、彼は『マインクラフト』をメインとしている。推定年収97万~1560万ドル(約9750万~15億6800万円)
──以上である!
・国ごとのランキングも / 日本の YouTuber は?
日本では、ネタ系のYouTuber が人気だが、世界に目を向けるとゲーム実況が上位を占めていることがわかる。ネタやメイクのレクチャーなどは、6位以下にいくつか見られたぞ。
なお「Social Blade」では、国ごとの YouTuber ランキングに、24時間のチャンネル登録者数、ワースト YouTuber のデータなども見ることができる。ちなみに、日本の総合ランキングは企業をのぞくと「Venus Angelic」、「はじめしゃちょー」、「キッズライン♡Kids Line」、「HikakinTV」と続いていた。
・データとして使えそう
年収はあくまで推定であり、金額の幅もかなり広い。結局のところどれだけ稼いでいるのかは、本人と関係者のみ知るところだが、いま世界や各国における人気コンテンツの傾向を知るには使えそうなデータだ。
もし、あなたが YouTuber を目指しているなら……参考になるかもしれない。
参照元:Scribol.com、Social Blade [1] [2](英語)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼5位:VEGETTA777 / ベジータ777
▼4位:Hola Soy German / オラ・ソイ・ヘルマン
▼3位:Fun Toyz Collector / ファン・トイズ・コレクター
▼2位:PewDiePie / ピューディーパイ
▼1位:The Diamond Minecart / ザ・ダイヤモンド・マインクラフト