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いま世界が注目の日本のアニメ監督といえば、新海誠監督だ! 美しい映像と繊細な心情の描写は、何度見てもため息がでる。そんな新海監督の代表作のひとつ『秒速5センチメートル』が、本日2016年3月8日夜に放送されるぞぉぉぉーッ! 23時45分からNHK BSプレミアム。久々のテレビ放送だ!

何だよ、もぉ早く言ってよぉぉぉぉッ! ということで今回は、『秒速5センチメートル』を見たあとに思いがちなこと60連発をお届けしたい。一度見たら絶対に忘れられないあの映画。鬱映画とも言われるあの作品。みなさんの “あるある” は入っているだろうか?

1.「ねぇ、秒速5センチなんだって。桜の花の落ちるスピード。秒速5センチメートル。」
2.第1話「桜花抄」のキュンキュン感。
3.ノスタルジックな学生生活が展開され、小中学の思い出を刺激。
4.主人公の貴樹はパっとしないのか、イケメンなのかよくわからない。
5.ヒロインの明里ちゃんは、まぁまぁ可愛い。
6.2人の淡い恋模様に、よく分からない苛立ちが募る。
7.小難しい名言っぽいのが度々出てきて、心をざわつかせる。
8.これが絶望の始まり。
9.え、いきなり離れ離れになってしまうん?
10.栃木と種子島だなんて遠すぎる!
11.めちゃ盛り上がる電車の遅延シーン。
12.そのくらいの雪では、うちの地元の電車は止まったりしないけどな。
13.とは言え、貴樹は明里に会えるのか、何度見てもハラハラする。
14.明里、待っててくれたぁぁぁぁー!!
15.会えたあぁぁぁぁぁッ! 良かったー!
16.でも小屋では結局何か卑猥なことが起こったような気がしてならない。
17.明里「貴樹くんはこの先も大丈夫だと思う」
18.何この嫌な予感しかしない台詞。
19.これ、フラグってことでいいですか?
20.第2話「コスモナウト(種子島)」の切なさは異常。
21.貴樹、宛先空欄のポエミーなメールを日々せっせと作成するという不治の病に罹患。
22.……切ない。
23.そして、種子島編のヒロイン・花苗のいじらしさときたら。
24.切ねええええッ!
25.真に可愛いヒロイン・花苗。
26.何度も思い出すヒロイン・花苗。
27.花苗のカブを修理してあげたい。
28.こんな女の子に想われてエエやないか。
29.めっちゃ好かれてるんやぞ?
30.高校生やぞ?
31.自分が貴樹だったら “花苗エンド” しか思い描けない。
32.2話でDT卒業式という未来しか思い描けない。
33.脳内で、何度やり直しても花苗とDT卒業式だ。
34.そして絶望の第3話「秒速5センチメートル(東京)」
35.システムエンジニアになった貴樹が会社を辞める理由が綺麗過ぎて怪しい。
36.それだけで心にダメージ。
37.現実のエンジニア「プロとしか肌を重ねたことがなく、ブラック企業でプログラムを書き続ける自分にとっては直視できない映画」
38.東京での貴樹の彼女は、メールくらいで人を評価しないで欲しい。お前とは付き合えない。
39.え、明里、他の男と結婚してまうん?
40.えええ……
41.えええええええええええーッ!?
42.最後まで会えないとか何なん……。
43.よくよく考えたら、貴樹と明里は第1話で別れて以来会ってないじゃないか!
44.明里には今の幸せを大切にしてほしいけど……
45.今までのアレ何やったん!?
46.貴樹の空回りか?
47.私たちが、新海監督の手の上で転がされていたのか?
48.「どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか」
49.もうやめたげて!
50.中二病どころの騒ぎじゃない!
51.やっぱり花苗エンドで良かったやん。
52.もう嫌や。
53.見た後は丸一日は鬱になる。
54.ただただハッピーエンドを欲し、『耳をすませば』を見たくなる。
55.実は『秒速~』『耳を~』ともに鬱発生型電影作品。
56.でも、『秒速5センチメートル』で感動して泣いたという人もいる。
57.突然、ポエマーになる人もいる。
58.要するに見る人ごとに印象が変わる映画。
59.見るタイミングでも印象が変わる映画。
60.だから、『秒速5センチメートル』は奥が深い。

参考リンク:『秒速5センチメートル』公式サイト、Twitter @shinkaimakoto
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.


▼2016年3月8日に、『秒速5センチメートル』がテレビ放送!

▼そんなに久しぶりなの!?

▼『ほしのこえ』、『言の葉の庭』も放送するってよ! やったねー!!