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日々の生活にちょっとしたうるおいを与えてくれる観葉植物。「部屋にあったらいいな」とは思いつつ、「そんなにスペースないよ」という人は多いはず。そこまで場所を取らず、どうせならインテリアとしても素敵なものを選びたいもの。

そんな欲張りなあなたにオススメなのが「コケ玉」だ。コケ玉とは植物の根を土で球状に包み、そのまわりにコケ植物を張り付け糸で固定したもの。これが手頃なサイズで、抜群にカッコいい上に癒される! そのコケ玉を手作りできる教室があるというので、さっそく行ってみたぞ。

・カルチャースクール「いろは」

今回お邪魔したのは、東京は新宿にあるカルチャースクール『いろは』だ。着付けや華結びなどを教えてくれる和テイストの教室である。コケ玉やミニ盆栽の手作り体験ができるうえに、それを飾る陶器作り教室まで備えている、一石二鳥のスクールなのだ。

・土で団子を作る

さっそくコケ玉作りスタート。まずは4種類の土を丸めて団子を作っていく。土は、赤土・ケト土・燻炭・川砂などで、それぞれ通気性や保湿、根腐れ防止などの効果があるという。次に植物を選ぶ。10種類以上あったが、丈夫で育てやすいという「カボック」をチョイスした。

・団子に植物を挟みコケを貼る

カボックを鉢から抜き、優しく土を落とす。水できれいに根を出したら、土の団子に挟む。早くもコケ玉の形が見えてきた……! 次にコケを団子にかぶせるのだが、コケと団子の間に空気が入らないようにするのが大切で、コケ玉作り最大のポイントであるらしい。

・たったの45分で完成!

先生に手伝ってもらいながらコケを貼り付けたら、糸で縛る。コケを倒しすぎないように慎重に縛っていくと、この時点で9割完成。最後にピンセットで倒れすぎたコケを糸の隙間から出してやれば、世界に一つの「Myコケ玉」が完成だ! 所要時間は45分ほど。早ッ!!

・メチャメチャいい出来栄え

できあがったコケ玉を器に飾ってみると……。なんかイイ! 癒されるぅぅーーー。詳しくは画像を確認してほしいが、インテリアとしてもメチャメチャかっこよく、しかも可愛い!「ようこそ我が家へコケ玉ちゃん♪」と、早くも愛着が湧きまくりなのだ。

・陶器作りも簡単

コケ玉を飾る陶器作りも体験させてもらったが、こちらも比較的簡単。ピザのように粘土を伸ばしたら、型を作り模様などを入れていくだけ。こちらも30分ほどで終了した。ただ、陶器は焼いてもらう必要があるため、完成まで約2カ月かかるとのことだった。

・コケ玉ちゃんが超かわいい

コケ玉は、“水・光・風通し” の3条件が揃えば2年ほど楽しめるらしい。最近ではコケ玉ちゃんが可愛くて可愛くて、朝晩とコケに霧吹きで水を与えるのがすっかり日課となった。日中は外に出しているのだが、日差しが強い日はコケ玉ちゃんが暑がってないか心配で仕方ないぜ!

コケ玉作りは1回2500円。陶器作りはプラス2000円だ。作る過程も楽しく、完成品もエクセレントな満足度の高い教室であった。ちなみに、こちらでは “コケ玉作り合コン” なる超気になるイベントも開催しているという……。気になる人はそちらも併せてチェックしてほしい!

参考リンク:カルチャースクール「いろは」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼今回お邪魔した新宿の「いろは」だ。
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▼4種類の土を団子にしていく。
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▼上手いもんでしょ! まんまる!
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▼コケ玉に入れる植物を選ぶ。基本的には丈夫で育てやすいものばかり。
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▼バンブー(竹)と迷ったが、カボックをチョイス。
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▼カボックの根を出し、団子に挟む。
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▼コケ。
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▼コケを貼り付ける。土とコケの間に空気が入らないようにする。
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▼糸で縛る。
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▼ピンセットで、糸の隙間からコケを出せば……
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▼コケ玉ちゃんの完成だ!
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▼かっこいい! そして可愛い!
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▼陶器作りも体験させてもらった・ピザのように伸ばす。
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▼好きな形に型を取る。
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▼形を整え、模様を付ける。
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▼名前を入れた。
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▼色の見本を見て、色を指定する。完成まで約2か月かかるとのことだ。
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▼家に持ち帰ったコケ玉ちゃん♪ とりあえず使わない器に飾った。
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▼別角度から! んんん、んっもう! cawaii(かわいい)!!
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▼下に石を置くと水はけがよくなるらしいぞ。興味がある人はぜひ試してほしい!
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