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飛行機に乗ると必ず、離着陸時にスマホやタブレットの電源を切るように指示される。これは、発する電波が機体の計器に影響を与える恐れを避けるためだ。だが、2014年夏から規制が緩和され、常時Wi-Fi接続を認められることになるかもしれない。これで、離着陸時に退屈することはなくなるかもしれないぞ。

・テストすることを条件に解禁

朝日新聞が報じるところによると、アメリカ連邦航空局が2013年10月に電波の影響を防ぐ基準を満たす航空機に対して、端末の常時ネット接続を解禁。これを受けて日本でも、航空各社がテストすることを条件に、常時接続を解禁する方針だ。

・今夏より開始

これにより、機内無線LANを使用して飛行中だけでなく、離着陸のときにもネットに接続することは可能になる。国内線では、今夏77機で使用が可能になる見込みである。ネット上ではこの規制緩和を喜ぶ声が相次いでいる。

・ネットの声

「ようやく日本でも!」
「捗る」
「離着陸時に撮影ができる」
「良いですね」
「これでどこでも仕事大丈夫…」
「やっとか…」
「わーい」
「おっ!? これは嬉しい」
「できるだけ早く実現してほしい」

・電車や病院は?

意外に多い意見が「すでにOKかと思っていた」というものだ。また、電車の優先席・病院での「電源オフ」も意味がないのでは? との声も少なくない。とにかく夏以降、機内で退屈せずに済みそうだ。多忙な人にとっては大変助かるのではないだろうか。

参照元: 朝日新聞
執筆: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24