先日、ジェイソンマスクを被ったアイドル「アリス十番」についてお伝えした。ただでさえ奇抜なライブを行っている彼女たちが、あり得ないことに挑戦している! それはなんと、スーパーで普通に販売されているうずらの卵を買ってきて、温めているというのだ!! その卵を孵化(ふか)させようとしているのである。

マジかよッ! そんなの孵化するわけねえじゃん!! と思ったのだが、彼女たちは本気(マジ)だ。どうやら、実例があるというのだが、どう考えても生まれるわけないでしょッ!!

うずらの卵は、彼女たちの所属事務所の3階に保管されている。専用の孵卵器に約50個並べられているのだ。この器械は、温度と湿度を保つためのもので、容器内は38度に維持されている。

孵化をさせるに当たって、もっとも大切なのが「転卵」と呼ばれる作業だ。これは本来親鳥がくちばしで行うもので、怠るとひなの発育に重大な影響を及ぼすことになる。親鳥に代わって彼女たちメンバーが卵を日に2回転がしているのである。

なかなか本格的な環境と、万全の体制を整えてチャレンジに当たる彼女たち。しかしどう考えても孵化するとは思えない。実はメンバーに学生時代、にわとりの人工孵化にチャレンジし成功した経験の持ち主がいる。にわとりの孵化に成功したという塩谷彩香さんによれば、「にわとりよりもうずらの方が孵化する確率が高い」とのことだが、スーパーで買ったもので本当に孵化するのか?

実際のところ、有精卵が混ざっている場合に、温めるとひなが生まれることもあるそうなのだが……。にわかには信じがたい。さらに驚いたことに、彼女たちはその様子をUstreamで24時間生中継しているのだ。彼女たちの計算では約2週間後の3月8日前後にひながかえるはずなのだが、果たして本当に誕生するのか!?

どのような結果を迎えるにしても、その日を迎えるのが非常に楽しみである。ひなは誕生しないと思うんだけど……。

写真:Rocketnews24

▼ うずら卵を温めるアリス十番の様子

▼ 孵卵器の温度は常時38度に保たれている
▼ 整然と並べられた卵
▼ どっちの面に転がしたのかわかるように「A」「B」と記されている
▼ オジサンは生まれないと思うよ
▼ 可愛い顔をしても、オジサンは生まれないと思うよ
▼ 卵の様子を24時間生放送中http://www.ustream.tv/flash/viewer.swf