「鼻毛職人急募いたします。気軽にお問い合わせください」
この貼り紙を見つけたのは、都営新宿線・新宿三丁目駅の改札を出てすぐだった。鼻毛職人……なんというパワーワードだろう。これ以上のインパクトを持つ職人と言えば、稲中に出てきた「パンツ職人」くらいしか思いつかない。
そんなことを思いながら、私は貼り紙のあるブースの方に近づいていった。まるで、「鼻毛職人」に引き寄せられるように。
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IT業界で働く人にとって、AppleやGoogleで開発エンジニアとして働くことは、エベレストに登頂するのと同じぐらいスゴいことなのかもしれない。だが、業界のトップに君臨するこれらの企業に就職することは、容易に叶う夢ではないだろう。
そんななか、Appleがネット上で「隠しページ」を作成して求人広告を掲載。そのページを見つけることが出来たら、能力を買われて採用への道が開けたかも!?