「木下サーカスの思い出」の記事まとめ (2ページ目)

【嘘だろ】サーカスに待望の後輩が入団 → 年上のクソ怪しい男で泣いた / 木下サーカスの思い出:第6回

世界一のサーカスをめざし、ごく普通の大学生が木下大サーカスに入団。前回はテント裏のコンテナ暮らしにハマっていく様子をお伝えした。ステージで活躍している先輩方と “同じ釜の飯” を食らう日常。そんな中で現れた新人が……

スター家系の天才児・彰吾(15歳)だった。まさかの「両親がスター」「朝が弱い」「雑用をしない」「でも素直でかわいい」という問題児に、先輩風を吹かせられない私は相変わらず “使えない新人” のまま全国を旅していた。

そんな2年目の冬、なんともう1人の新人が入団してくることが判明! おっしゃーー! と思いきや……

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【後輩ガチャ】両親レジェンドの15歳がサーカスに入団 → 実質1番の新人は私のままだった / 木下サーカスの思い出:第5回

世界一のサーカスをめざし、普通の大学生が木下サーカスに入団。客席後方からアーティストにスポットライトを当てる「ピンスポット」の担当となった私は、休演日の木曜日以外は平日2公演・土日3公演と毎日照明を当てながら特等席でサーカスを見ていた。

哀愁漂うトランペットで幕を開けるオープニング。トランペット奏者の合図でピンスポットは地上約14メートルの鉄棒の上に立つ男(服部さん)を照らす。服部さんは両手を広げたまま身体を前に投げ出し、グルングルンと大車輪を披露。命綱は付けていない!

キャァァアアア!」という悲鳴が場内に響き渡る。ツカミはバッチリ。服部さんの大車輪に合わせてライトもぐるりと円を描き、爆発音とポーズに合わせてライトを消す……よし! 客席後方で私は、服部さん以上にやりきった顔をしていた──。

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客席もテントも全部自分たちで撤収! 巨大サーカス団の「場越し」がヤバ過ぎた / 木下サーカスの思い出:第4回

木下サーカス名古屋公演は2025年7月13日に開幕する。現在は「場越し」と呼ばれる引っ越し作業の真っ最中だ。巨大テントだけでなく団員たちの住居なども “場所が丸ごと引っ越す” から場越しと呼ばれているとかいないとか。

会場の撤収作業は北九州公演の終了直後からスタート。客席や舞台装置などをコンテナにスキマなく積み込んで約100台のトラックで次の公演地(名古屋)へと出発。そんな大サーカス団の引っ越しとは……詳しくお伝えしたい!

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普通の大学生がサーカスに入団 → 3カ月ごとの引っ越しは泣けるドラマの連続だった / 木下サーカスの思い出:第3回

木下サーカス北九州公演は6月30日に千秋楽を迎えた。今度は愛知県に場所を移し、7月13日から名古屋公演が始まる。サーカスではこの約2週間の引っ越し作業を「場越し」と呼ぶ。大テントも団員たちの住居も “場所が丸ごと引っ越す” から「場越し」だ。

つまり約3カ月に1度のペースでサーカス団員たちは「場越し」を行っている。感傷に浸る間もなく、最終公演が終わった次の瞬間にはもう団員たちはヘルメットをかぶり、作業着に着替えて会場の撤収作業を開始。

この約2週間で撤収・移動・設営・消防検査・リハーサル等を行って開幕初日! と、超ウルトラハード引っ越しを行うことになるのだ。では、入社間もない新人時代の私はどんな風に過ごしていたのかというと……

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【創業123年】木下サーカスの魅力は「家族を大事にする思い」だった / 木下英樹取締役インタビュー

現在、木下大サーカスは福岡県北九州市の「ジ アウトレット北九州」で公演を行っている。会場はアウトレット敷地内の「北2駐車場」だ。16年ぶりの北九州公演ということで連日大勢の観客で賑わっているらしい。

今回は、会場に足を運んで現場で活躍している団員の皆さんにインタビューを敢行。旗揚げから123年を迎えた木下大サーカスの歴史や魅力について聞いてきた。読んだらさらにサーカス鑑賞が楽しくなるかも……!

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普通の大学生がサーカスに入団した結果 → 全然使えないことが判明してしまった / 木下サーカスの思い出:第2回

世界一のサーカスをめざし……普通の大学生が木下サーカスに入団してしまった。年間観客動員数100万人を超える木下サーカスは「世界三大サーカス」の1つとして知られ、言うまでもなく世界中のトップパフォーマーが集結する大サーカス団だ。

団員たちは観客の期待に応えるべく、常に芸に磨きをかけている。毎年入ってくる新人の多くは、学生時代に優秀な成績を収めたトップアスリートばかり。

または芸術大学や音響・照明関連の専門学校を卒業し「華々しいサーカス・ショーを通して観客に感動を届けたい」「その喜びを共有したい」という思いを抱いて入団する者もいる。その一方で、普通の大学から勢いだけでサーカスに入団した私は……

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普通の大学生がサーカスに入団したらこうなった / 木下サーカスの思い出

世界一のサーカスをめざし 新人募集」という看板を見てテンションが上がる人は、木下サーカスの団員に向いていると思う。かくいう私もテンションが上がって就職活動用のスーツを脱ぎ捨てた1人だ。

体操経験ゼロ、舞台音響・照明の知識もゼロ、なんならサーカスを見た記憶もない。いわゆる普通の大学生が、世界一のサーカスをめざし……勢いだけでサーカス団員になってしまった

それから約11年半のサーカス生活で経験したことを少しずつ振り返りたい。今回は入団までの話である。

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