男子厨房に入るべからず……そんな時代はとっくに過ぎて、男性でも料理をする人が増えた。それ自体は喜ばしいことなのだが、筋金入りの料理男子である筆者からすると、最近「なんちゃって料理男子が増えたのでは?」という気がしてならない。
簡単にいえば「カレーが作れるレベル」で、料理男子を名乗ってしまう男性が増えていると思うのだ。それはそれで構わないが、その程度で「自分は料理ができる」と思い込まれてしまっては、台所を預かる主婦や本当に料理ができる人が軽んじられてしまうのではないだろうか?
男子厨房に入るべからず……そんな時代はとっくに過ぎて、男性でも料理をする人が増えた。それ自体は喜ばしいことなのだが、筋金入りの料理男子である筆者からすると、最近「なんちゃって料理男子が増えたのでは?」という気がしてならない。
簡単にいえば「カレーが作れるレベル」で、料理男子を名乗ってしまう男性が増えていると思うのだ。それはそれで構わないが、その程度で「自分は料理ができる」と思い込まれてしまっては、台所を預かる主婦や本当に料理ができる人が軽んじられてしまうのではないだろうか?
「言葉の定義」について考えたことがあるだろうか。特定の言葉の正しい定義のことではなく、自分の経験から編み出した自分なりの定義である。たとえば「仕事」の定義は、ある人にとって「やりがい」かもしれない。別の人には「かったるい」かもしれない。
そんな言葉の定義、いわゆる「語釈」を小学館の国語辞典『大辞泉』がネット上で募集している。募っている言葉は次の8つだ。「愛」、「自由」、「大人」、「失敗」、「カワイイ」、「友だち」、「萌え」、「SNS」。すでに4000件以上の投稿が行われているのだが、取り分け「SNS」の語釈が目につく。というのもやたらネガティブな内容が多いのである。