突然だが私は昔から『八重歯』に強い憧れを抱いている。笑った口元から八重歯がのぞくだけで「明るそう」「憎めない」という印象を他者に与え、同時に『鬼の末裔(まつえい)感』をも演出することができるからだ。
しかし、いくら憧れたって歯が生え替わることはない。遺伝子が憎い……ってほどでもないけど、できれば八重歯のある人生を体験してみたかった。そんなある日、秋葉原のコスプレショップで見つけたのが『付け八重歯』だ。コレは “普段使い” でもイケるのだろうか?
突然だが私は昔から『八重歯』に強い憧れを抱いている。笑った口元から八重歯がのぞくだけで「明るそう」「憎めない」という印象を他者に与え、同時に『鬼の末裔(まつえい)感』をも演出することができるからだ。
しかし、いくら憧れたって歯が生え替わることはない。遺伝子が憎い……ってほどでもないけど、できれば八重歯のある人生を体験してみたかった。そんなある日、秋葉原のコスプレショップで見つけたのが『付け八重歯』だ。コレは “普段使い” でもイケるのだろうか?
「芸能人は歯が命」というが、芸能人じゃなくても歯が与える印象は本人が思っている以上に大きいものだ。まっすぐ並んだ真っ白な歯には清潔な印象を持つ。しかし、それは持って生まれたものによるところが大きい。
歯並びは骨格と歯の大きさなどのバランスによって大きく左右される。抜ける順番も大事だ。ゆえに、本人の努力ではどうにもならないのだ。かくいう私(筆者)も、何がどうしてそんな生え方になってしまうのかというほどにガタガタであった。そんな当時の歯がゆい気持ちをあるある形式でまとめたのが、以下である。