「体罰」の記事まとめ

【コラム】高1の時にカンニングで担任に『渾身のビンタ』を食らって思うこと / 無関係の第三者が騒ぎ立てることじゃない

世界的に活躍するトランぺッターの日野皓正氏が、男子中学生にビンタをしたことが週刊誌やワイドショーで取り上げられている。確かに、体罰は良いことではない。

しかしその前後を詳しく伝えずに、ビンタの事実だけを切り取って、まるで “理不尽な体罰” のように伝えるのは、いかがなものだろうか? 日野氏もさることながら、生徒の気持ちはどうなるのだろう。置き去りにされてはいないだろうか?

もしも自分が生徒の立場だったら。そんな疑問が浮かんだので、私(佐藤)は自らの過去を振り返って考えてみた。高校1年生の時に担任の教師に目一杯ビンタを食らったことがある。状況は異なるが、生徒の気持ちを推しはかる手がかりになるではないか。そう思い振り返ってみた。

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学校での行きすぎた指導、いわゆる「体罰」に対して行政が対策に乗り出している。東京都教育委員会は2013年9月12日に平成24年度に体罰に関わった教職員200人を一斉に処分すると発表し、大阪市教育委員会は積極的に警察に連絡する方針を固めた。

・大声を上げて立て続けに平手打ち

そんななか、とある高校で撮影されたとみられる動画がインターネット上で物議をかもしている。部活の指導と見られる場面なのだが、顧問とみられる教師は生徒に対して、大声を上げながらビンタを繰り返しているのだ。それも2度3度ではなく、10回以上も立て続けに平手を浴びせているのである。

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