iPhoneに表示された着信アリのマーク、そして「ウガンダ」の文字を見た瞬間に、私は詐欺だと直感した。
同時に相手と会話してみたいという職業病が発症し、近くにいた妻に「動画撮って!」と伝えようとしたが……そこで電話が切れた。
ワンギリ詐欺である。私は「動(どう)」だけ言えたが、あとに続く「画(が)撮って!」は口から出ることなく、お腹の中に不本意な形で収まった。
うぅ、残念……。うなだれている私を見て、「どうしたの?」と妻が言う。
iPhoneに表示された着信アリのマーク、そして「ウガンダ」の文字を見た瞬間に、私は詐欺だと直感した。
同時に相手と会話してみたいという職業病が発症し、近くにいた妻に「動画撮って!」と伝えようとしたが……そこで電話が切れた。
ワンギリ詐欺である。私は「動(どう)」だけ言えたが、あとに続く「画(が)撮って!」は口から出ることなく、お腹の中に不本意な形で収まった。
うぅ、残念……。うなだれている私を見て、「どうしたの?」と妻が言う。
皆さんは知らない番号から電話があったらどうするだろうか? 無視する? 出る? 切れてしまったら折り返す? 私は取りあえず出るし、出られなけば折り返すことも多いのだが、2020年1月9日にコールバックをためらうほど怪しげな番号から電話があった。
表示された番号は「+224356……」という国際電話。表示された国名前は「ギニア」。ギニア知り合いなんかいない! どう考えても怪しいのだが、こともあろうか私はうっかり出てしまったのだ。その結果……
なんだこの番号は? 今の時代、そう思ったら絶対にとらない方が吉である。身に覚えがない限り、十中八九はろくでもない電話。ましてやワンギリなんて信用してはいけない。
なぜ改めてこんなことを言っているのか。理由は、本日2017年12月6日、私(筆者)のもとに050から始まる番号でワンギリがきたからに他ならない。しかも、番号を調べたら恐るべき事実も発覚したのである。