リニューアル前の『海鮮三崎港』には一度行ったことがある。特にこれといって印象には残らない、いたって普通の回転寿司だったと思う。
月日が経ち、その店は『回転寿司みさき』になっていた。変わったのは名前だけだろうか。気になったので行ってみることにした。もちろん注文するのは……
リニューアル前の『海鮮三崎港』には一度行ったことがある。特にこれといって印象には残らない、いたって普通の回転寿司だったと思う。
月日が経ち、その店は『回転寿司みさき』になっていた。変わったのは名前だけだろうか。気になったので行ってみることにした。もちろん注文するのは……
大阪といえば「がんこ」らしい。別に大阪の人々ががんこなわけではなく、『がんこ』という名の和食レストランチェーンが大阪ではメジャーらしいのだ。調べてみると東京にも何店舗か存在するが、圧倒的なのが大阪府。
ちょうど大阪駅の「エキマルシェ大阪」にも『回転寿司がんこ』があったのでサクッと入店。さっそくメニューをチェックしてみると……
「北海道にはボイルえびが存在しない」。そんなウワサを検証すべく札幌に降り立ち、地元の人も推す超有名回転寿司屋さんに行ってみるも、なんと結果は『大えび天巻』のみ……。ほかは生。こりゃ本当に “無い”……!?
神様──。どうか食べさせてください──。海の幸が美味しい北海道の “ボイルえび” を──。
ということで今回アタックしてみたのは、これまた地元っ子からの評判も高い『回転寿し トリトン』。トリトンといえばギリシャ神話に登場する海の神。イチカバチかの神頼み。はたしてここにボイルえびは……
ボイルえびしか頼まない当連載を始めてから、気になるウワサを耳にした。発信元は北海道出身の方で、いわく「生まれてこのかたボイルえびを食べたことがない」とのこと。それも、1人ではなく3人ほどから。
もしや北海道って、ボイルえびが存在しない?
ありうる。だって、そもそも生のエビがウマイから。ボイルする必要性もなかったから「ボイルえび」という文化が育たなかった……なんて説、ありうるのでは? その真偽を確かめるため、私は一路北海道に旅立った。
もちろん名前は知っていたが、実際に行ったことも、見たこともなかった。私にとって「かっぱ寿司」は “まぼろしの回転寿司” に近い存在だった。
しかしいざ実際に「行く」となったら、別の意味でまぼろしだった。なぜって、めちゃんこ行きにくい場所ばかりにあるのだ(都内の場合)。しかし回転寿司四天王の一角であるがゆえ、行かないわけにはいくまい。
ちなみに駅からはタクシーを使用した。それほどに行きにくい。でもやっとついた。ここが、かの有名な、かっぱ寿司……!
どうも回転寿司界には四天王がいるもよう。そのまま書けば「回転寿司四天王(かいてんずししてんのう)」とバトル漫画の必殺技みたいな文言になるが、ひとつは言わずもがな「スシロー」である。なにせ店舗数は業界ぶっちぎりの633店舗。あえてプロレス団体に例えるならば、いま最もイケイケな新日本プロレスで異論はなかろう。
もうひとつは、前回の舞台「くら寿司」。こちらは邪道、すなわち大仁田厚ひきいるFMW(エフエムダブリュ)。マッドマックス的な世界がよく似合う。
となると同僚のP.K.サンジュンが小声で推していた「はま寿司」は、どのような位置付けになるのであろうか? ちなみに同店の店舗数は、今現在日本国内で554。そんな中のひとつ、ロードサイドの店舗にリング・イン!
私の名前は羽鳥だが、もしかしたら亀(かめ)なのかもしれない。もちろん女性ライター亀沢郁奈のことではなく、動物の亀。
なぜならば、「エビしか食べない」で検索すると、カメにまつわるお悩み相談ばかりがヒットするからだ。
そんな私が回転寿司に行って頼むのは、モチのロンでエビばかり。前回はスシローにて2717円ぶんもエビ豪遊してしまったが、今回のターゲットは人生初の「くら寿司」である。それでは、コックピットのようなおひとりさま席にピットイン──
突然だが、お寿司はエビが好きなのだ。それも生のエビではなく、ボイルされている「蒸しエビ / ボイルえび」というやつが好きなのだ。
過去には回転してないお寿司屋さんで あまりにもエビを頼みすぎ、「お客さん、エビ好きっすねぇ」と言われたほどのエビ好きなワタクシ。
そんな筆者がお寿司の連載を始めるとなれば、エビしか頼まない「海老寿司日記」しかないだろう。ということで、まずはスシローに行ってみた。