【独占】マキシマム ザ ホルモンの「濃厚スタジオ体験」が想像の5億倍は濃厚だった件! 売れっ子がそこまでやるんですかァァアアア!?(最終ページ)


・新曲「殺意vs殺意」は6月19日(水)発売!

あまりにも濃ぃぃぃいいい「濃厚スタジオ体験」の後には別室で新曲「殺意vs殺意」が披露された。「殺意vs殺意」は生田斗真さん主演の映画『告白 コンフェッション』の主題歌で、6月19日(水)発売の「キ・セ・イ・ラッシュ」に収録されている。

そしてこの「キ・セ・イ・ラッシュ」がヤバい! 2枚組、4曲入りの内容は、ホルモン単独の「殺意vs殺意」と生田斗真さんが共犯の「殺意vs殺意」を収録。というか、生田斗真さんはROCK IN JAPANフェスティバルのホルモンのステージに降臨するらしいぞ! ってマジかよ!!

加えて腹ペコたちが愛してやまない「シミ」を「新しい学校のリーダーズ」を迎えて再集録! さらに「チューチュー ラブリー ムニムニ ムラムラ プリンプリン ボロン ヌルル レロレロ」には「あのちゃん」が登場だ! ウッソだろォォォオオオオ!!

発表によれば「2号店アレンジを捕食した」というから、どちらも最高オブ最高な仕上がりになってること間違いなし! 四の五を言わず6月19日に「キ・セ・イ・ラッシュ」を買え!! 絶対に買うんだぞ!



・「殺意vs殺意」の秘話

なお、音楽のことはよくわからないので詳細な評価は控えるが「殺意vs殺意」はライブでメッチャ盛り上がりそうな曲! ホルモンらしい激しめのナンバー!! 腹ペコたちはよだれを垂らしながら6月19日(水)のCD発売日を待つように!

なお、ライターとして1つだけ「マキシマムザ亮君の歌詞は本当にぶ厚いよなぁ~」と改めて感じた次第である。「殺意vs殺意」の歌詞にはプロレス技の名前が出てくるのだが、これがスゴイ!

一般的に「ドロップキック」「バックドロップ」「ブレーンバスター」あたりは歌詞で使用されることも多いが、まさか「スピアー」までブチ込んで来るとは。あの「スピアー」の1フレーズだけでも、マキシマムザ亮君の博識さと天才的なセンス、そしてプロレス愛が伝わってきた。

・あの漫画だと……?

またマキシマムザ亮君によれば「殺意vs殺意」の歌詞には「キックボクサーマモル」の思い出が詰め込まれているという。そう、キン肉マンの連載を終えたゆでたまご先生が次に発表した、あの「キックボクサーマモル」である!

マキシマムザ亮君はキックボクサーマモルの「首相撲からのチャランボ」に影響を受けたらしく、当時教室の後ろで友達にチャランボを喰らわせていた思い出のフレーズをそのまんま歌詞に織り込んだという。

男塾の後の「瑪羅門の家族」と並び、少年ジャンプ史上 “意外とスッと終わった伝説作品” として知られるキックボクサーマモル。ただ俺たちはその儚さがたまらなく好きなんだ……! 改めてマキシマムザ亮君のセンスにひれ伏すしかない。



こうして本当の本当に終わりを告げた「モンスターエナジー×マキシマム ザ ホルモン」の濃厚スタジオ体験。繰り返しになるが、数名のファンだけのためにここまでやれるアーティストがいるだろうか? 

その数時間後、飛行機の上でも「だから俺はホルモンが好きなんだよな~」と誇らしい余韻が続いていた。人柄最高で4人とも超謙虚で庶民的。人数もステージも関係ない、常に全身全霊で戦うホルモンが本当に大好きです。だよね、腹ペコのみんな?

参考リンク:マキシマム ザ ホルモン公式サイトモンスターエナジー
執筆:P.K.サンジュン
Photo:浜野カズシ. / RocketNews24.
イラスト:サカイリョーゴ