一時期より “映え” が下火になっている感は否めないが、それでもインスタグラムを中心に、まだまだ映えグルメの人気は根強いものがある。特にきっかけとして “映え” は重要だよね~。

それはさておき、つい先日取材で福岡県に出かけたときのこと。1つでも多くのネタを仕込みたかった私は “超映え映えな食べ歩きスイーツ” を発見。こりゃさぞかし女の子が並んでいるんだろうな~、と思いきや……。

・流行発信都市?

その昔、別の仕事をしていた頃「福岡は日本有数の流行発信地」と聞いたことがある。業界や業種にもよるのだろうが、確かに初めて福岡県を訪れたときは「身なりの綺麗な人が多いな~」と感じたものだ。

そんな福岡県ならば、きっと最先端グルメがあるハズ。SNSを駆使した結果、辿り着いたのが “超映え映えな食べ歩きスイーツ” である。


・円盤型のミルフィーユ

パッと画像を見ただけではわからなかったが、その円形の食べ物はどうやらミルフィーユらしい。食べ歩き出来て映え映えなんてメッチャいいやん! しかもどうやら博多駅から近いっぽいぞ? これは助かる。

というわけで、目的のお店「ガリゲット(GARIGUETTE)」へ。ガリゲットはJR博多駅の博多口から徒歩2分ほどのところに店があるため、土地勘が無い人でもさほど迷うことはないだろう。



・若いコだらけ?

古今東西、映え映えスイーツが好きなのは「若い女性」と相場が決まってる! ガリゲットの前にもさぞかし若い女性が並んでいるんだろうなぁ……と、思いきや。



あれ? 行列ナシ?


おっとこれは大ラッキー。この日は平日の夕方だったためか、行列は出来ていなかった。ただし店内には数名のお客さんがいたので、やはり人気はあるお店なのだろう。



・その場で

で、ガリゲットのミルフィーユはその場でカスタムしてくれるのが最大の特徴。香ばしく焼きあがった円盤の生地に、その場でクリームやフルーツをトッピングしてくれるため、サクサクとした食感が楽しめるそうだ。

今回は「ナポレオン(イチゴとカスタードクリーム)」と「ショコラ&プラリネバナーヌ(チョコレートクリームとキャラメルナッツバナナ)」をオーダー。価格は1500円であった。さすが映えグルメ、なかなか強気な価格設定である。

・安定の美味しさ

で、味の方は「知ってたけどウマい」としか言いようが無い。生地の表面はキャラメリゼされており、サクサクな上にパリパリな食感まで楽しめる。「そりゃウマいよね」と安定の味わいだ。

しかも特製の箱のおかげで、きっちり食べ歩き出来るところは好印象。特に手を汚すこともなく食べ終えたので、映えと味だけではなく「機能性も兼ね備えている」と言っていいだろう。


・気付き

「でもまあ1500円だしこれくらいはしてくれないとね」なんて思っていたところ、ふと気付いてしまった。あれ……? もしかしてお客さん全員外国人じゃね?

そう、私が注文してから食べ終えて帰るまでの10分間ちょい、店員さん以外は全て外国の方。というか、台湾 or 中国 or 韓国の方。映え映えグルメは日本の若い女性だけではなく、海外の方からも注目を集めているようだ。店内ではみんな写真撮りまくってたもんね。

現在、東京にはかつてないほどの勢いでインバウンド客が押し寄せているが、どうやら福岡県もその例に漏れないらしい。1泊2日の滞在中、福岡でもメッチャたくさん外国の方を見かけました。

なお、公式サイトによるとガリゲットは、東京・大阪・京都・香港・ソウルにも店舗があるとのこと。味と機能性を兼ね備えた映えグルメなので、興味がある人はぜひチェックして欲しい。

参照元:ガリゲット(GARIGUETTE)
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.