福岡空港は都心部へのアクセスの良さがズバ抜けている。博多駅から地下鉄で約5分、天神駅から約10分で行けるうえに、空港駅と国内線ターミナルビルが直結しているから移動もスムーズ。利便性の高さは世界でもトップクラスと言えるだろう。

そんな福岡空港にもフライトの合間を快適に過ごせるラウンジ(待合室)がある。先日、私は「ラウンジTIME / ノース」を搭乗前に利用してみたのだが、ビジネススペースがかなり快適だったので詳しく紹介したい。こちら誰でも利用できるラウンジだぞ。

・福岡空港のラウンジ

「ラウンジTIME / ノース」は、国内線ターミナルビル1階一般エリア(北)にある。つまり保安検査場の手前にあるので、誰でも利用が可能。提携カード会社のゴールド会員であれば無料、カードがなくても大人1100円(小人550円)で入場できる。


仕事をするために出発時刻よりだいぶ早めに空港にやってきた私は、ターミナル内のカフェよりもラウンジの方が集中できそうってことで入場。ドリンクは「フリーソフトドリンク」もしくは「ビール1缶」の選択制だ。


ドリンクバーは「コーラ」「リアルゴールド」「カルピス」「爽健美茶」などファミレスでおなじみのマシンが設置してあり、挽きたてコーヒーやティーパックの紅茶や緑茶もある。

さらに「トマトジュース」「青汁」「アルフォンソマンゴー」も選び放題。なお入場時に「ビール1缶」を選んだ方も、プラス220円でソフトドリンクがフリーになるという。ちなみに北九州空港では地元ならではのメニューもあったが、福岡空港では見つけられなかった。


さて仕事をしよう。座席数は146席(禁煙133席・喫煙席13席)とラウンジ内はかなり広い。くつろぐならゆったりとしたソファ席、仕事をするなら電源コンセントのあるビジネスコーナーって感じ。もちろん無料Wi-Fiも使用可能だ。待合室やカフェよりも集中できそう。

ビジネスコーナーのカウンター席はけっこう埋まっていた。座れなくはないけど、なんとなく座りづらい雰囲気。ぐるっと回っていい席が空いてなければ、ソファ席で仕事をしようと思っていたら……


ブース型のビジネス席で空きを発見!

ブース席はラウンジ内ビジネスコーナーの一番奥にあるので、もしかしたら気づきにくいのかも。いずれにせよ、フライトまでの時間かなり集中して仕事ができた。良かった〜。

まとめると、同ラウンジは一般エリアにあって有料で誰でも使えるってのがポイント。博多駅から5分の空港ターミナル内だから、集中したい時に利用するのもありかも。あ、それと迎えの待ち時間にも使えそうだぞ。6時30分から20時30分まで営業していて年中無休である。

一方で注意点としては、一般エリアにあるため搭乗時間ギリギリまでは利用できない。時間に余裕を持って保安検査場に行くようにしよう。というわけで、福岡空港の「ラウンジTIME / ノース」は利用方法を知っておけばうまく活用できるはず。ぜひ覚えておいてくれよな!


参考リンク:福岡空港「ラウンジTIME / ノース」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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