JR東海が東海道新幹線でのワゴン販売を終了したのが2023年10月31日だから、今年のGWはスゴイカタイアイスを新幹線の車内で買えない……と心配している方が多いかと思う。
だからこそ、駅のホームにある自販機でスゴイカタイアイスが売られているのを見つけたら必然的にテンションが上がってしまうに違いない。
気持ちは分かる。痛いほどに分かるが、購入ボタンを押す前に自販機の裏側をチェックした方がいい。なぜなら、スゴイニンキアイスを見逃している可能性があるから。
最初に補足的なところを説明しておきたい。冒頭でJR東海がワゴン販売を終了したと書いたが、だからといってスゴイカタイアイスを新幹線の車内で買えないわけではない。NHKによれば、グリーン車に乗ってモバイルオーダーを利用すれば買えるようだ。
しかし、それは色々な意味でハードルが高い。だから自販機が便利なのだが、その自販機だってすべての駅に設置されているわけではない。
JR東海は「2023年11月1日までに全のぞみ停車駅に設置完了をめざす」と同年10月12日に発表しているから、現時点で無い駅だって多いだろう。
ただ、のぞみ停車駅を利用する予定で、なおかつスゴイカタイアイスを食べたいなら自販機はかなり魅力的。そう思い、2024年4月30日に東京駅まで行ってみると……
あった〜〜〜〜〜!
価格的にはバニラが340円で、いちごが370円、ベルギーチョコレートが400円で、宇治抹茶が450円という感じ。
コンビニで売っているスーパーカップなどと比べると明らかに高いが、ワゴン販売終了でなかば諦めていたスゴイカタイアイスが目の前にあるのだ。買わないという選択肢はない。
だけど、ちょっと待て! 自販機の裏側に人がいっぱい集まっているような!? もしかして、裏側にもスゴイカタイアイスの自販機があるんだろうか? 気になって逆側に回ってみたところ……
サーティワン!
そう、スゴイカタイアイス自販機の裏にサーティワン自販機が置かれているのだ。
まぁ、全てではない。東京駅の東海道新幹線ホーム(2024年4月30日時点)に限っていえば、横並びのところも1箇所あったし……
ピンも1箇所だけあったが……
大体は、スゴイカタイアイスの裏側にサーティワンがあるという配置。つまるところ、スゴイカタイアイスしか目に入ってないと、購入後に「サーティワンもあったやん! 見落としていた……! こっちの味にしとけば良かった〜〜!」となるかもしれないってこと。
些細なことではあるが、そのような細かいミスが旅行時のテンションを下げてしまうことは十分にあり得る。
なので、スゴイカタイアイスの自販機を見つけたら裏側もチェックし、どの味が本当に食べたいのか考えた上で決めてくれ。たかがアイスと思うかもしれないが、どちらも決して安くはないからね。
・自販機で買ったアイスのカタさは?
最後に、記事の根幹を揺るがしかねない重大な事実を発表をしよう。今回紹介したアイスクリームは、SNSで「スゴイカタイアイス」とか「シンカンセンスゴイカタイアイス」と言われているもの。
なので本記事でもそのように記載したが、NHKによれば「自動販売機で販売されるアイスは温度設定がマイナス25度で、以前と同じカタさにはならない」らしい。
実際、どれくらいの硬さなのか自販機で購入した後すぐに食べてみると……なんと!
なんと……!
なんと……!!!!
_人人人人人人人人_
> ゼンゼンカタクナイ! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
おわり
参考リンク:NHK、JR東海(PDF)
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
▼サーティワン自販機のラインナップはこんな感じ。価格はすべて370円。
▼スゴイカタイアイスクリームと並べると、サイズはほぼ同じ
▼また、スゴイカタイ自販機は現金不可
▼2024年4月30日時点では、1つのホームに最低1台以上はスゴイカタイ自販機が設置されていた。たとえば、14・15番線ホームは2・3号車付近など、16・17番ホームと18・19番ホームは12・13号車付近などといった感じ
▼繰り返すが、ゼンゼンカタクナイ! ヤワヤワではないが、普通のカタさでした