先日、ワークマンのアウトドア用品コーナーにて「アウトドアエプロン」を見つけた。どうやらオンラインストアでは販売していない人気商品で、実店舗でも入手困難なのだとか。たまたま発見してラッキー……ということで買ってみた。価格は2300円である。

2300円。これまで購入したアルミテーブル(980円)やコンパクトローチェア(1500円)、アクティブハイクシューズ(1900円)などと比べると、やや価格のインパクトに欠ける気が。いや、むしろ本気のこだわりが詰まったエプロンなのかも。さっそく持ち帰って……


広げてみた。ワークマンのアウトドア系ブランド「フィールドコア」のアウトドアエプロン。タフな見た目どおり、生地が分厚く丈夫な印象。素材は綿100パーセントで、難燃加工が施されている。つまり「燃えにくいエプロン」ということだ。


アウトドア用エプロンといえば、汚れはもちろん火の粉や煙に強く、ポケットが多く収納力にも優れたものが求められる。見ての通り、ポケットの数は十分。では実際に、どんなアイテムをポケットに入れるのかというと……


手袋やライター、ナイフなどを入れておくと便利。個人的にハンマーやペグ(地面に打ち込む杭)はエプロンに入れたくない(重いから)が、一応入れられるだけの収納力はある。ペットボトルもすっぽり入るぞ。


着替えはサイドジップで楽々。ショルダーベルトで高さも調整可能だ。


フリーサイズ男女兼用なので、男性が買ったままの状態で着用するとエプロンというより「防弾チョッキ」のような雰囲気に。ま、このまま「焚き火ベスト」として着てもいいのだが……


実は仕掛けが隠されている。

内側のボタンを外して……


前掛けを出せば、ロング丈に変更が可能だ。


こういう小技は「ワークマンならでは」と言えるのではないだろうか。


ちなみに、同商品の強みをワークマンに尋ねたところ「デザインはもちろん、素材や縫製にもこだわりました」とのこと。作業着のワークマンが “タフさ” にこだわったエプロンは、焚き火は料理はもちろん、荷物運びやテント設営時にもガンガン使えるはず。

・普段使いやガーデニングにも

生地はしっかりしているが、ごわごわ感はないから動きやすい。普段の料理やガーデニング等にもおすすめできそうだ。これまでエプロンのことをナメてたが、アウトドアメーカーの商品を調べたら1万円近くするのもザラ……やはりコスパで選ぶならワークマンである。

カラーは、今回購入したカーキ以外に、ネイビー、ブラック、ベージュの4色。くり返すが、実店舗のみでの販売になるので興味のある方は最寄りのワークマンをチェックすべし。エプロンだけでなく、高機能低価格のアウトドア用品はワークマンで揃えるのが手っ取り早いぞ。


執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.