ジャンボ〜。今回はリクエストボックスに届いた質問に答えていきたいと思う。内容はこうだ。
「(前略)日本の国民的な常備薬といえば、例えば正露丸や養命酒などありますが、ケニアでそのような商品があるのかどうかもお伺いしたいです。よろしくお願いします!」
ありがとう! うん、あるよ。答えは『マラ・モジャ(MARA MOJA)』だ。
マラ・モジャの特徴は、なんといっても即効性。
体の痛みや、頭痛、腰痛、胃の痛み……などを感じている時、マラ・モジャを飲んだら……
あっという間に痛みが消える。
本当にビックリするくらい瞬時に痛みが消えてしまう。なので、ケニアの全国民が愛用しているのではないかなと私は思う。マラ・モジャのおかげで痛みがこの世から消えたってくらいに。
そんなマラ・モジャは、どこでも買える。ほんと、どこに行ってもマラ・モジャは置いてある。タブレットが2つ入ってて10kes(約9円)。安いだろ。
なお、マラ・モジャにも副作用はある。たとえば毎日長時間服用していると、貧血になる可能性がある。さらに、耳鳴りが生じる可能性もある。よって飲み過ぎは禁物だ。
ちなみにケニアには「パナドール」と呼ばれる別の鎮痛薬もあるけども、少し高価なため、多くのケニア人は好まない。さらにパナドールは効くまでに時間もかかるので、なおさら出る幕はない。
ほかにも「メンソールプラス」という名のバームもある。痛いところに塗ると、まるで体が燃えるように感じる。こちらは安いので、多くのケニア人が愛用している。
結論を言うと、どこからしらが痛いときは、内服薬『マラ・モジャ』を飲んでから、バーム『メンソールプラス』をヌリヌリしたら完璧だ。
ただし使い過ぎには注意してな。では、クワヘリ!
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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