ジャンボ! ケニアの中で最もポテトについて考えている(と思われる)ポテト評論家のチャオスです。


今回行ってみたポテト屋さんは、「di Kuku Gull」ってお店。


場所はナイロビの中心部。モイ・アベニュー通り沿いのバス停近くにありました。


レストランはとても清潔。スタッフも実にフレンドリーで、親切に私を歓迎してくれました。


私が注文したのは、チキンレッグが入ったポテトのプレート。価格は250kes(約227円)。


そしてスタッフがポテトのセットを持ってきてくれた時、私はこう感じたのでした。


_人人人人人人人人人人人人人人人人_
> ものすごく見た目が良い……! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


_人人人人人人人人人人人人人人人_
> さらに良い香りがする……! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


居ても立っても居られなくなった私は、勇気を出してスタッフに聞いてみました。


「一体全体どうやって、こんなにも美味しそうで、良い香りのするポテトを作っているのですか? もし差し支えなければ教えてください」と。


するとスタッフは親切にも、すべての秘密を教えてくれました。


日本でもマネできるテクニックがあるかもしれないので、ぜひともメモしてください。



スタッフ「まずジャガイモを切るときに、ジャガイモをきれいに洗います」

──なるほど、だからキレイなポテトなのですね。


スタッフポテトを揚げる油には、少量の砂糖と塩を加えます

──なんと! 油にも味付けをしているとは……。


スタッフ「その後、調理用のフライパンにも油を入れて……」

──なるほど、“揚げてから焼く” というスタイルですね。これなら時間が経って冷めたポテトも温かいポテトとして復活できる……


スタッフその油の入った調理用フライパンの中に、黄色い食用色素を少し加えます

──えっ! 色を付けるのですか!


スタッフ「そうです。見栄えが良いほうが美味しそうに見えます」


──なんと、私が美味しそうだと思ったポテトは、“あとから色をつけられたポテト” でした。恥ずかしながら見抜けませんでした。まあでも、美味しければ問題ありません。



……ところが!


いざ食べる時になって、私は混乱することになったのです。


なんと……


トマトケチャップとチリソースの容器が全く同じで、どちらがトマトケチャップなのかわからなかったのです!



当然ながら、ラベルもない。


1/2の大バクチ。


私が狙うはトマトケチャップ。


運を天にまかせ、


これだ!


それは、チリソースでした。


よりによって逆を選んでしまった私。しかも加減なく思い切りぶっかけてしまったので、ほろ苦く、またピリリと辛いポテトになってしまいました。


でも、ポテトからは良い香りがして、さらに食感的にも柔らかく、食後にお腹を壊すこともなかったので、まあまあ満足できるポテトではありました。


しかしながら、ポテトよりもチキンの方がおいしかったです。それではまた次回。クワヘリ。


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼この店はチキンが正解かな〜

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