故郷、広島を離れて15年。ときどき帰省すると、住んでいた時にはわからなかった広島の良いところが見えてくる。

特に瀬戸内海。いくつもの島々が浮かんで水平線が見えない景色や、豊かな海産物、暖かい気候と人の心など、数えればキリがない。

カルビー広島工場の福袋には そんな筆者の故郷への思いが形になったような、素敵な品々が入っていたのでご紹介しよう。

・カルビー工場の福袋

筆者が訪れた売り場では、カルビーの広島工場と九州工場の福袋が数種類販売されていた。

正確な数字は忘れてしまったのだが、価格は2000~3500円ほど。工場ごとに福袋を作れるほどにカルビーって企業はデカくて商品展開がたくさんあるんだな。


今回購入したのは税込2160円の福袋で、「海人の藻塩(あまびとのもしお)」を使ったお菓子を中心に詰め合わせにしているとのこと。

藻塩とは海藻(ホンダワラ)から作った塩のことで、まろやかな旨みを含んで淡いベージュがかった色をしている。

カルビーでは海人の藻塩を使ったお菓子を製造しており、どうやらその縁からコラボ福袋を作ったようだ。


ってことで、さっそく中身をご紹介しよう!

・匠海(たくみ)海人の藻塩味
・匠海 かどやのごま油味
・海人の藻塩 小分けパック
・やみつきドライマンゴー
・匠海 さくさく小町 瀬戸内レモン味
・匠海 さくさく小町 海人の藻塩
・じゃがほっこり かつおだし味
・ウエットティッシュ
・海人の藻塩 100g
・さくさくのり天

以上、豪華10点。思っていたよりもたくさん入っていてテンションが上がる~!!


・初めての匠海

まず気になったのは匠海。

これまで帰省のたびにさまざまなお土産を試してきたのだが、実は匠海はまだ買ったことがなかったのだ。

土産物店で見かけて気にはなっていたし丁度いい。この場で食べてみよう!


箱を開けてみると、個包装のお菓子がそれぞれ15枚と10枚ずつ入っていた。

賞味期限も3カ月ほどあるしデザインもキレイなので、職場などへのお土産にピッタリだ。


コレは……でかくて薄いかっぱえびせん?


ひと口食べてみると、えびの味の濃さに驚いた!

えびの香り、甘み、そして旨みを帯びた絶妙な塩加減。

普段のかっぱえびせんもサクサクいくつでも食べられて好きだけど、これは濃密なのにどこか上品な美味しさ。1枚ずつ味わって丁寧に食べたくなるな!


かどやのごま油味は、ふんわりとさりげなく香るごまがいい仕事をしている。

今までこれを買わずにスルーしていたなんて、不覚! 今すぐにでも誰かへのお土産にしたいほどだ。



・海人の藻塩をフルで楽しむ

本福袋の面白いポイントは、カルビー商品だけでなく 海人の藻塩もフルで楽しめるところ。

塩そのものは小分けパックと大袋と2種類入っていて、


もちろん原材料は「海水(瀬戸内海)」!

離れた土地に住みながらも故郷の海を感じられるの、超嬉しい~~!!


さくさくのり天は岐阜で作られているようだけど、何が関係あるの? なんて思ったら、


あっ、海人の藻塩!


ってことはドライマンゴーも、

\海人の藻塩!/



マンゴーも試食してみたらちょびっとだけ塩味があって甘さが引き立っている。気を付けないと全部一気に食べちゃいそうなほどに濃くて美味しい~っ!


やっぱり瀬戸内海は偉大だ。単純に塩味を付けることもできるけど、素材の味を引き立てる縁の下の力持ちとしても優秀。

特に藻塩はまろやかで塩っ辛くなりにくいので、こういった役割には適任なんだろう。

──今年の福袋企画も終わりが見えつつある。ふるさとの海の味に元気をもらって 最後まで走り切れる気がしてきた。ありがとうカルビー、ありがとう瀬戸内海!!!!

執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.

▼ひとつだけ入っていた九州限定じゃがほっこりは、カルビー九州工場からの出張アイテムの模様。九州の福袋も美味しそうだったな~!