チョコレートを挟んだクロワッサン「チョコクロ」でお馴染みのサンマルクカフェ。福袋の分野では、毎年コンセプトや購入方法が異なり、実際に入手するまで告白の返事を待つ乙女のように筆者をハラハラドキドキと翻弄する罪つくりな店だ。

今年は昨年に引き続き、岡山のジーンズメーカー「JOHNBULL(ジョンブル)」とコラボレーション。予約はなく、12月26日(火)から販売を開始している。

筆者の訪問店では予想を超える売れ行きにチョコクロの「焼き待ち」が発生する人気っぷりだった。では、今年のアイテムを見てみよう!


・「JOHNBULL×サンマルクカフェ オリジナルトートバッグセット2024」(税込5000円)

今年は上記コラボグッズが入ったコラボ福袋2種類と、自社商品福袋3種類の計5種類。価格も税込2000円~税込7000円と幅広い。

筆者が購入したのは「JOHNBULL×サンマルクカフェ オリジナルトートバッグセット2024」(税込5000円)で、上から2番目のセットになる。その内容は……


・オリジナルトートバッグ 2024
・オリジナルチョコクロ皿
・チョコクロBOX
・ドリンクチケット(2500円分相当)


まずはメインアイテム「JOHNBULL」とのコラボトートバッグ!


そのオシャレっぷりときたら、企業ノベルティのレベルを遥かに超えるハイセンスかつハイクオリティ! 「いい歳した大人が “おまけ” を持ち歩くのは恥ずかしい」といったためらいは一切なく、普段の暮らしでも気づいたらクローゼットから手に取ってしまう破壊力だ。



ちなみに筆者は昨年のトートをなにげなく提げていたら(福袋だとまったく知らない人から)「それいいね!」と言われたことがある。

しっかりしたデニム生地が渋く、濃色なのでメンズ使用もOK。正方形に近いフォルムで、本やノートなどもばっちり収納できる。

裏面はロゴがなくシンプルだが、生地の切替がかっこいい。

ぶっちゃけトートバッグや保冷バッグなどの袋小物は、カフェ&レストラン系の福袋アイテムの定番。いくつも福袋を買っていると、正直なところ「あぁはいはい、またコレね」という見慣れたアイテムになる。

しかしながらサンマルクカフェは数あるグルメ系の福袋のなかで、生地の厚み、仕立て、凝ったデザイン、すべてが “ワンランク上” の品質である。自信をもって老若男女におすすめできる。

なお、最上位の「JOHNBULL×サンマルクカフェ オリジナルトートバッグセット THE NEW DENIM PROJECT®2024」(税込7000円)には別デザインのトートバッグが付属し、そちらはいま話題の再生デニムを使ったサステナブルなアイテム。さらに「コーヒー豆カス使用のマグカップ」が付く。



話を自分の福袋に戻して、こちらは「オリジナルチョコクロ皿」。


しっかりと厚みのあるウッドトレイで高級感あり! 手触りもなめらかだ。間に合わせの販促品ではない上品な存在感を発揮している。しかもしかも。

見ていただきたい、こちら! チョコクロひとつを載せるのにちょうどいい専用形状になっている!

まさしくチョコクロのために生まれたトレイ。木の感触が温かく、見慣れた食卓が一気にカフェ風に! 玄関の小物プレートや、スナックやおかずの皿としてもおすすめだという。

そして、恒例のすぐ食べられる「チョコクロBOX」が付属! 押しも押されもしない看板メニューであり、もうサンマルクは “チョコクロ専門店” と呼んでもいいほどの名物なので、未経験の人はぜひ食べてみて欲しい。

最後にドリンクチケット2500円分相当が入っている。1枚につき500円までのドリンク1杯と交換可能で、500円を超える商品には差額の支払いで対応する。逆に500円未満の商品の場合、おつりは出ない。有効期限は2024年3月31日までと短めだが、コーヒー好きならすぐだろう。



・しかし実は福袋は全5種類

上記2種が目玉となるコラボ福袋だが、ほかにシンプルにチョコクロとドリンクチケットをセットにした「チョコクロBOXセット」や、「ドリップコーヒーセット」「オリジナルゆず茶セット」がある。

もっとも “体感的に得” なのは、実は「チョコクロBOXセット」だと思う。税込2000円なのに2500円分のドリンクチケットが付いており、しかも約1000円相当のチョコクロBOXがセットになっている。確実に1500円ほど得する構成だ。

“金額的に得” なのは「オリジナルゆず茶セット」(税込2000円で3990円相当のアイテム)だが、これは飲む人、飲まない人の好みが分かれるだろうから、万人におすすめではない。

なお、福袋は一日の上限数を決めて少しずつ販売する店舗や、ショッピングモールなど全体の初売りに合わせて販売する店舗もある模様。まだ買えるので、最寄り店を探してみて欲しい!


参考リンク:サンマルクカフェ
執筆:冨樫さや
Photo:PR TIMES、RocketNews24.