「安全です! 新鮮です! とりせん!」といえば、群馬・栃木・茨城・埼玉に60店舗以上を展開するスーパーマーケット『とりせん』のテーマ曲。最近、私がホームとしているスーパーだ。店内が明るくて清潔感があるので気に入っている。

調べたところ、とりせんの創業は明治45年(1912年)……なんと2022年に110周年を迎えた超老舗だったのだ。Wikipedia曰く「1912年は徳川慶喜が自動車を入手した年」らしい。って、マジかよ。

とにかく今回は、北関東民を代表して、とりせんの知る人ぞ知る名物商品……「ハンバーガー」を紹介したい!

・とりせん

時代を超えて地元民に熱烈に支持されているスーパー・とりせん。店内では作りたての美味しい惣菜や焼きたてパンを時間帯に合わせて提供しているのだが、なかでも評判が良いのがハンバーガーなのだ。いざパンコーナーをのぞいてみると……

バラエティ豊かなハンバーガーがパンコーナーの一角を牛耳っていた。圧巻の光景である。店内撮影不可なので現場の様子をお見せできないのが残念だが、朝一番に確認したところ、50個以上のハンバーガーがズラリと並んでいた。バーガー専門店と言っていいレベル。

店舗限定のバーガーもあるくらい力を入れていて、栃木県の佐野西店ではご当地名物の「いもフライ」をパンで再現したバーガーを販売している。この日は完売していたため買えず。ちなみに選んだバーガーは……

「ばくだん! フィレオフィッシュバーガー」と「北海道産男爵コロッケバーガー」。どちらも220円……安い! 安いのでカゴにどさっと入れていく人も少なくない。ついでに店内焼き上げの「月星ソース使用! 足利ポテト焼きそば(398円)」も購入したぞ。



・足利ポテト焼きそば

先に焼きそばを紹介しておこう。月星ソースもポテト焼きそばも足利(栃木)の名物。もちもち食感の麺と100年余の歴史がある秘伝のソース、さらに一口大のポテトがゴロゴロ入っているのが特徴である。メチャメチャ美味しいし食べ応えもMAX。



・人気のハンバーガー

ハンバーガーもデカくて安くてうまい。てか、とりせんの惣菜だったら何を挟んでもうまいと思う。白身魚もコロッケも存在感抜群だが、もっちりかつふわふわしたバンズもたまらないのだ。高さがあってこれまた食べ応えがある。

ただスーパーのパンコーナーをスルーしてしまう人は意外と多く、私もハンバーガーの存在を知ったのはつい最近。「実は人気なんですよ」と地元の方に教えてもらった次第だ。

というわけで、北関東でとりせんを見つけたらパンコーナーと惣菜コーナーをスルーしないように。小腹が空いていたらデカくて安くてうまいハンバーガーが絶対おすすめ。北関東にはイケてるスーパーが多いが、バーガーならとりせん一択と言っていいだろう。ぜひ!


参考リンク:とりせん
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼とりせんの歴史